157.ヤマトシロアリのセルラーゼの精製と特性(1995)

渡辺裕文、中島信彦、野田博明(1996)ヤマトシロアリのセルラーゼの精製と特性.研究成果情報(蚕糸・昆虫機能) 平成7年度:18-19

1.ヤマトシロアリ磨砕液よりゲル濾過およびハイドロキシアパタイト吸着カラムクロマトグラフィーにより、セルラーゼ(endoβ-1,4-glucanase)を精製した。

2. 精製された分子量45,900YEG1)および45,000YEG2)の二つのセルラーゼは、ともにpH6.050℃で最大活性を示した。また、40℃で少なくとも30分間は安定して活性を維持した。

3.精製セルラーゼ(YEG2)に対する抗体を用い、唾液腺磨砕液に対してウエスタンブロッティングを行ったところ、唾液腺に多量のセルラーゼが存在することが明らかになった。

4.パラフィン切片上での免疫組織化学によっても、セルラーゼがシロアリの唾液腺で生産されることが確認できた。


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