177.絹を利用した吸水・保水性材料(1997)

玉田 靖(1998)高吸水性絹の開発.蚕糸の光 51巻:18-19

1.絹をクロロ硫酸/ピリジン溶液で処理し、中和、洗浄、乾燥処理によって、吸水・保水性材料が製造できることを見いだした。

2.本処理により、絹分子への硫酸基の付加と絹分子間の架橋が生じていることを確認した。

. 反応条件により、吸水率(吸収した水分量/自重)が異なる。

. 未処理絹の吸水率は30%前後であるのに対し、本材料は120%以上の吸水率を示した。

5.本材料に吸収された水は、室温下で1ヵ月放置してもその60%以上が保持されていたのに対し、未処理絹では20%程度の保持であった。

※玉田 靖「吸水・保水性材料及びその製造方法」(特許登録:3007957199912月3日)


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