182.カイコのBACライブラリー(1998)

Wu, C., S.Asakawa, N.Shimizu, S.Kawasaki and Y.Yasukochi (1999) Construction and characterization of bacterial artificial libraries of the silkworm, Bombyx mori. Mol. Genet. Gen. 261: 698-706

1.支108とp50(大造)の5齢幼虫から後部絹糸腺を採取し、アガロースに包埋して除蛋白を行った。得られたアガロースプラグを制限酵素Hind Vで限定分解してPFGE(パルスフィールド電気泳動)でサイズ分画した後、BACベクターpBAC-Lacに挿入し大腸菌にエレクトロポレーションした。得られた形質転換体(支108:13,824個; p50:23,040個)を96穴マイクロプレートで凍結保存した。

2.平均挿入断片長は120.8kb(支108)および134.5kb(p50)であり、ライブラリーの規模は全体でカイコのゲノムの約9倍に相当した。

3.目的とする配列を有するBACを単離できる系を構築するために、3次元PCRスクリーニング用のDNAプールを調製した。p50のDNAプールを用いて29遺伝子座の35個のSTSSequence tagged site)によるBACの単離を行ったところ、全てのSTSにより3−11個(平均6.1個)のクローンが単離された。


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