184.サクサンフィブロインの遺伝子構造(1998)

Sezutsu, H., K. Yukuhiro (2000) Dynamic rearrangement within the Antheraea pernyi silk fibroin gene is associated with four types of repetitive units. J. Mol. Evol. 51: 329-338

1.サクサンフィブロイン遺伝子の全長を含む約9kbDNAの塩基配列を決定した。

2.塩基配列より推定されたサクサンのフィブロインのアミノ酸配列を解析した。この約93%はポリアラニンブロック(アラニン残基が10-15個連なった部分)と非ポリアラニンブロックか らなる連続した79個の反復単位からなっていた。

3.反復単位は非ポリアラニンブロックの配列の組成より4タイプに分類された。この内Type1-1は特定のアミノ酸座位における多型に基づき、Type1-2はグリシン-グリシン-チロシン(GGY)トリプレットの反復数の違いよりさらにサブタイプに分類された。

4.反復単位Type1-3には、フィブロネクチンの細胞接着シグナルに対応するアルギニン-グリシン-アスパラギン酸(RGD)トリプレットが存在することを確認した。


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