Q: デニールという言葉を聞いたことがありますが、どんな意味ですか


A: デニールというのは、糸の太さを表す単位です。繭から糸を作る段階では、繭1kgでいくら、というように重さで売り買いがされます。生糸から反物を作る段階も、生糸1kgでいくら、というように重さで売り買いされます。しかし、できた反物は一反いくら、というように長さで売り買いされます。重さで買って長さで売るわけですから、生糸の太さによって反物の出来高が変わります。そこで、重さと長さをつなぐ繊維の太さの程度を示す単位が必要になりました(繊度といいます)。
 このような単位として、明治33年の万国繊度会議でデニールという単位が作られ、“9,000mの長さが重さ1gとなる太さの糸を1デニールとする”と定義されました。
 この定義に従うと、長さL(m)と重さW(g)と繊度D(デニール)の間には、
         D=(W/L)×9,000   
という関係が得られます。しかし、9,000mの長さの糸を使って繊度を求めるのは大変ですので、実際には450mの生糸の重さから繊度を算出します。


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