Q: 出殻繭というのはどんな繭ですか?


A:  出殻繭は、天蚕のさなぎが成虫となって繭層を押し開けて出てきたものですので、破風部が穴の開いたようになっています。
 通常、成虫になる前に繭を乾燥して殺蛹しますので、穴の開いた形にはなりませんが、種繭とするものは勿論、穴が開いています。種繭とするものや野の出殻繭などは真綿にしてから手紡糸するのが良いと思いますが、成虫は繭層の糸を切断して外へ出てくるわけではありませんので、うまく処理をすれば、1本の糸として引き出すことができます。
 そこで行われているのが、Q&A「出柄繭の扱い方」に示した方法です。
 この卵の白身で出殻の部分を固めるという方法は、タンパク質の変性をうまく利用した方法です。


 目次に戻る     SilkNewWaveのページに戻る