Q: ネットロウシルクについて調べています。ネットロウシルクはどうやって作られるのでしょうか?
また、その特性(長所、短所)や向いている製品について教えていただけたらと思います。


A: 「ネットロウシルク」とはその名のとおり、煮熟繭から引き出した繭糸を形成枠上で網状に配列し、それを更に小枠に巻き取るというものです(100〜1000d)。嵩高性、伸縮性に富んでおり、生糸と紡績糸の特徴を併せ持っていると考えて頂ければ良いと思います。欠点は毛羽立ちがあるという点です。しかしこれも繰糸の際に生糸でカバーリングすることにより改善できます。
 なお、当所ではこれを緯糸(600d)に用いてデニム地を作成し、ジーンズを試作しましたが、なかなか良い物ができました。
 「ネットロウシルク」は碓氷製糸農業協同組合(TEL 027-393-1101)で入手可能です。
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「網状複合生糸の繰糸法について」と「ネットロウシルク自動繰糸機構の開発」の2つの文献をPDFファイルにしました(1076kb)。装置の概要がわかると思います。


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