[TOP]
[親メール][子メール][次メール][前メール]
Subject: [silkmail:46] ブランドについて <KINOSHITA > 2001/11/13

毎週日曜日TBSラジオ夜9:30放送「サイエンス・サイトーク」
のパーソナリティをされています日垣隆氏による「ブランドとは何
か?」についてを随時投稿致したいと思います。

 これからの蚕糸のあり方の中で「地域ブランド」、「ジャパンシ
ルクブランド」という言葉が使われています。
 この「ブランド」という言葉は極めて漠然としていて、何がブラ
ンドなのか?、ブランド化の為の要件とは何か?いつも心に引っか
かりを感じていました。3年前の製糸夏期大学だったと思いますが、
ある講師が
ブランドとは「信用に裏打ちされた「老舗(しにせ)」である」と
言っていたことを記憶しています。
 日垣さんが約16回に渡って、
この「ブランド」について講演されましたので、皆様のご参考にな
ればと思い投稿します。

 日垣さんのプロフィール
長野市生まれ
   売店、運送、営業、出版社での編集(勤めた会社と
     しては4社、失業3回)を経て昭和62年(1987年)よ
     り独立。TV番組の企画・制作、ラジオ番組のパーソ
     ナリティ、広告コピー、小説も。全国誌でのルポとし
     ては、「閉ざされた回路/校門圧死事件の深層」(『世
     界』1990年10月号、単行本『「学校へ行く」とはどう
     いうことなのだろうか』に収録)が最初。
「裁きの果てに/BC級戦犯 遺された者たちの今」
     (TVドキュメント)で地方の時代特別賞(1991年)、
     「『買ってはいけない』はインチキ本だ」(『「買って
はいけない」は嘘である』に収録)で文藝春秋読者賞 
    (2000年)など。「人物鑑定 佐高信とは何者か」(「諸
     君!」2000年10月号)が第7回「編集者が選ぶ 
    雑誌ジャーナリズム賞・作品賞」(2001年3月)

第一回 女が、自分という女のために服をつくること。
第二回 カルチェのレディメイドに、資本主義の進化をみる。
第三回 ユニクロやマクドナルドに、人間の欲求は満たされ 
      るのか?
第四回 偽ブランドとは、プレタポルテの運命でもある。
第五回 インターネットがつなぐオートクチュールな関係。
第六回 イタリアファッションのルーツは、すべて織物にあ  
     る。
第七回 貯金の少ない、もっともお洒落な国民について。
第八回 稲荷寿司、あるいはiモードをめぐる学生たちとの
      対話。
第九回 果たして、「きゅうり」や「私」というブランドは
      存在するのか?
第十回 元オリンピックアスリートが、ブランドとして「認 
      知」された瞬間。
第十一回 マイブランドづくりにこそ、究極のファッション
       がある。
第十二回 「男のためのファッション」という宿題。

「ブランとは何か:スキャンダル夢と評判と」

第一回 好奇心と謎解き
第二回 キムタク&静香のブランド戦略
第三回 「苦労」という物語
第四回 ブランドに失敗は許されない
第五回 プラダの「軽さ」について
第六回 評判と夢と


--
-------------------------------
独立行政法人 農業生物資源研究所
ゲノム研究グループ
木 下 晴 夫
E-mail:hkinoshi@affrc.go.jp
TEL:0298-38-6196