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Subject: [silkmail:92] シルクメール 90 を読んで <Chikayoshi Kitamura > 2002/02/20

MLの宛先の silkmail@ml.affrc.go.jp 宛でなく、MLの管理者宛に下記のメール
が届きましたので、MLに転送いたします。

katagiri kazuko さんのコメントを転送します:
蚕糸・昆虫機能研究全国連合会に参加させていただきまして、その中で茂木様が5キロ
からでも糸を作りますとのおはなしがありまして、実はわたくしの聞き間違えとおも
いましたが、メール90で間違えでなかったことがわかりましたのでかかせていただき
ます。
私共は仕事ともいえない様な小さな規模で、必要なのは、多種少量の糸です。現在 
糸は量産品か自分達で引くかのどちらかです。量産の糸は 何度も人手を掛ける植物
染めや手織りの作業工程を通る間にいたみます。20年30年以前はこのようなことはな
かったようにおもいます。織っていても量産の糸はビシットきまらないという表現で
しかいえませんが、手ごたえがかなりちがいます。伝統工芸の刺繍の方も最近の糸は
膨らんで困るといわれます。同じ作業工程を経ても特に痛みのひどい糸をたどってみ
ますと、その年の桑がヒョウにあてられたとか、夏湿度と温度が高すぎたと養蚕農家
の方からききました。 実用商品のみを作っていますので同じ労力を掛けるのなら丈
夫なものをとおもいますが、多種少量は門前払いでした。5キロから糸を作っていた
だけることがわかれば、糸に悩んでいる私共のような零細や趣味の方たちも繭から選
んで思い通りの糸が手に入れることが出来るようになります。欲しい繭、欲しい糸を
登録し、プールして一定の同種のものがたまったら発注できるような機関が出来ない
ものでしょうか?少量であれば また、買い手が決まっていれば高齢の養蚕農家も続
けていけますでしょうし、作り手も個性あるものが作れるとおもいます。物作りのい
きつくところは 素材に尽きるとおもいます。世界に名だたるブランドメーカーの多
くが元は片隅のクラフト工房であったとききます。茂木様の5キロからを踏まえて 
是非、多種少量のいかせる方法も考えてくださいませ。