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 新蚕糸技術研究チームの山本です。粟国蚕(あぐにさん、と呼びます)についてお
答えします。生物研のホームページ(www.nias.affrc.go.jp):データベース(蚕品
種)の項に写真入りで紹介されていますが、もう少し詳しく述べますと、繭は紡錘形
に近い楕円形であり、繭層は非常に薄く、繭層重は0.1gをやや超えるに過ぎませ
ん。また、繭は熱帯地方の品種のように柔らかい綿状であり、通常の糸繰りは難しい
と思います。繭色は濃黄色(金黄)でフラボノイドとカロチノイドの両方の色素を含
んでいます。いつから使われたかは不明ですが、昭和14年までは福島県蚕業試験場
で維持されており、15年に当時の農林省蚕業試験場に移管されました。福島県下を
中心に短繊維・紬糸用に利用されていたものと推測されますが詳細は不明です。
----- Original Message -----
From: "Chikayoshi Kitamura"
To:
Sent: Friday, January 17, 2003 5:27 PM
Subject: [silkmail:131] ML管理者への質問投稿