(群馬県大間々町)

大間々町歴史民俗館

(コノドント館)

住所:群馬県山田郡大間々町1030(〒376-0101)

開館時間/休館日:9:00〜17:00/月曜日・国民の祝日の翌日、12月27日〜1月4日

入場料:一般 100円、小・中学生 50円

案 内:大間々町歴史民俗館の展示室部分は、大正10年に建築された旧大間々銀行の営業所本館および倉庫を修復したもので、大正期の洋風建造物として当時の町を偲ばせる貴重な建物です。

 幕府は長い間鎖国政策をとっていましたが、欧米列強からの強い要求によって、安政6年(1859)年横浜などで外国との貿易を開始しました。当時の日本からの輸出品の大部分を生糸が占めており、上州からも大量の生糸が輸出されました。当時、大間々からは藤屋藤三郎・不入屋伊兵衛・吉村屋幸兵衛ら、3人の生糸商人が進出しており、中でも吉村屋は明治9年には日本からの生糸輸出量の15%を扱うまでになっていたということです。

その他の情報:Tel・FAX 0277-73-4123 

 大間々町歴史民俗館には「コノドント館」という愛称がつけられています。コノドントというのは、1ミリにも満たない化石で世界各地で地質の研究上注目されている化石ですが、これが昭和33年に大間々に住む研究者によって日本で最初に発見されたことにちなんでこの愛称がつけられたということです。

 ※「間々(まま)」とは急な傾斜地の意味


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