(兵庫県大屋町)

上垣守国養蚕記念館

住所:兵庫県養父郡大屋町大屋市場117(〒667-0311)

案 内:この建物の名前にある上垣守国は、宝暦3(1753)年に蔵垣で生まれ(生家はこの建物の約500m東)ました。18歳の時に奥州(今の福島県)へ行き蚕種を購入し研究をはじめ、20歳の時から養蚕を但馬、丹波、丹後地方に広めました。その後、享和2(1802)年『養蚕秘録』(上・中・下巻)を著しています。『養蚕秘録』は、蚕の起源から種類、伝説、飼育法等を絵入りで解説したもので、フランス、イタリア等で翻訳されています(参考:伊藤芳樹『青い目の養蚕秘録』大日本蚕糸会、1992)

展示の内容:  『大屋町教育委員会発行のパンフレットから』
 1階・・・・土間には唐臼を設置しています。多くの農家にあり精米していました。部屋には養蚕に関する全国各地の書籍や行政資料、大学の研究結果を置いています。繭や神社のお札など貴重なものが特徴です。ガラスケースには『養蚕秘録』とそのフランス語訳版(複製)を入れています。守国の愛用した矢立ては一見の価値があります。その他、手織り絹物(せんじん、銘仙、縞織、絹糸、真綿)など。
2階・・・・かつて盛んだったころ養蚕で実際に使っていた用具を集めています。以前は、どこの家庭でも見慣れたものばかりです。どの一つをとってもむだのない合理的な道具ばかりです。材料は竹や木、藁(わら)がほとんどです。大切に取扱い、入念に手入れして使っていたものと考えられます。

その他の情報:大屋町教育委員会《Tel 0796-69-0120(代表)》 http://www2.nkansai.ne.jp/ooya/Nature_f/yousan01.htm


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