(京都府)

織成館

(財)手織技術振興財団

住所:京都市上京区浄福寺通上立売上る大黒町693番地(〒602-8482)

開館時間/休館日:10:00〜16:00/毎週月曜日(祝日の場合は開館)・年末年始

入場料:大人 500円、高校生以下 350円

案 内:「織成館」は、西陣の帯製造業「渡文」の初代店主渡邊文七氏の店兼自宅を改造したもので、内部の梁や柱、狭い間口と奥行きの長い棟(いわゆる「ウナギの寝床」)採光用の天窓等、京都の伝統的な町家の特色をそのまま残した作りになっています。


かまどを取り除いて上を板でかこってありますがここが土間です

 ここでは、依頼をうけて復元した昔の能装束(2着作成し、1着を展示)や、時代装束の展示がされています。日本各地には約200種の手織物がある(あった?)といわれていますが、そのうち津軽こぎんから宮古上布まで約90点余を財団が収集したということで、その一部が2階の展示室(下写真)で展示されています。

 織成館に隣接して、「渡文株式会社」の製織工場がありますが、ここでの作業手順や実際の作業を工場長の案内で見学することができます。本館1階の和室は、昔の居間そのままの作りとなっており、セルフサービスでお茶を入れ、備え付けの資料を読みながら昔の町家の雰囲気を味わうことができます。館内には、織・染に関する書物や、和装小物、絹製品、帯等を扱うショップもあります。

その他の情報:Tel. 075-431-0020 FAX 075-415-2590 http://www.miyako-net.co.jp/l1/ha/orinasukan/ 市バス「今出川浄福寺」で下車し北へ2筋目と3筋目の間(徒歩約3分)


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