(長野県上田市)

登録文化財

上田蚕種協業組合事務棟

住所:長野県上田市常田3-4-57

案 内:『登録文化財上田蚕種協業組合事務棟』案内板より:「この建物は、上田蚕種株式会社の事務棟として大正6年(1917)に完成しました。太平洋戦争中には軍需工場に転用されましたが、昭和27年から上田蚕種協同組合が蚕種生産を再開し、昭和45年に上田蚕種協業組合と名称を改めて現在に至っています。
 事務棟は、平面形がT字形をした木造2階建てで、外壁は木骨下見板張り、屋根は瓦葺きの建物です。建物正面は左右対称の構成で、2階の窓には三角破風(ペシメント)をつけた端正な意匠となっています。建物はほとんど改変されておらず、大正時代の事務所建築にみられた外観の特徴をよくとどめています。
 上田は江戸時代以来、国内有数の良質な蚕種生産地としてその名を知られており、近代日本の主要産業となった製糸業の発展に大きく貢献しました。上田蚕種協業組合事務棟は、「蚕都上田」の歴史を伝える象徴的な建造物として貴重な建物です。
 平成9年5月7日登録
     文化庁/長野県教育委員会/上田市教育委員会


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