(滋賀県秦荘町)

手織りの里金剛苑

住所: 滋賀県愛知郡秦荘町蚊野外

開館時間/休館日: 9:00〜17:00/4〜11月:月曜日、12〜3月:日曜・月曜日、年末年始

入場料: 大人310円、 小人(小・中学生)160円

案 内: 金剛苑の入口に建てられた案内板には次のように書かれています。“鈴鹿の山麓、湖の東に拓けるこの地は、6世紀の頃秦氏の租が京都太秦を拠に大陸文化をもって開拓した所であります。往時を偲ぶ豪族の古墳は298の多くが確認されており、この地を金剛寺野と称し、農耕をもとに養蚕、機織りの技を教えたのが始まりです。その後農家の副業として麻布の生産が浸透し、彦根藩の保護、精励と相俟って近江商人のたゆまぬ販路拡大によって高品質の「近江上布」の名声が高まったのであります。 「近江上布」が昭和52年に伝統的技術、技法、品質が認められ国の伝統的工芸品の指定となり、合わせて上布技術の伝承による秦荘紬も県の指定を受けたのであります。 これを機に約2万平方メートルの苑内に伝統的に使用されてきた麻、藍草の栽培、養蚕と共に大庭園を中心に往時を偲ぶ資料館、金剛庵、染色工房、休憩館を配し、手織りの展示実演を通じ手作りの様と味を展開すると共に四季おりおりの花木をお楽しみ頂けますよう努めて居ります。 苑主”

その他の情報: TEL:0749-37-4131
滋賀県博物館協議会の紹介記事(http://www.lbm.go.jp/kenhaku/shoukai/43.html)には次のように書かれています。
 近江上布・秦荘紬(絣(かすり)織)の見学研修施設:秦荘町は、古くから麻織物(近江上布)の産地として知られた地。 明治22年に川口宇蔵が織物会社「川口織物」(当時は宇蔵商店)を創業。 共同作業所に織り子(織工)を集めて機を織る方式などもとられ、生平(きびら)、白絣、紺絣を生産。 戦後は、独自に天蚕、家蚕の養蚕を行い紬糸を用いた絣(秦荘紬)を世に出して現在に至る。 昭和53年(1978)2代目川口宇蔵が伝統工芸の技術とその歴史を後世に残すことを目的に、敷地内へ休憩館、織物資料館、生活資料館(金剛庵)、染色工房を設けて一般に公開。 「手おりの里 金剛苑」として発足した。 工房では、正藍染、草木染、絣染、機織りなどの見学・実習ができ、研修制度も設けている。 苑内では麻や藍(あい)の栽培を行っているほか、スイセン、アジサイなど季節ごとの花木を楽しむこともできる。


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