(静岡県松崎町)

道の駅「花の三聖苑」

 

住所:静岡県松崎町大沢20-1

開館時間/休館日:9:00〜20:00/無休

案 内:道の駅「花の三聖苑」には、食事喫茶処、トイレといった通常の施設の他に「かじかの湯」という温泉会館があるだけでなく、「三聖会堂」「大沢学舎」といった史跡もあります。「大沢学舎」は明治6年(1873)に、大沢村の依田佐二平が自邸内に私財を投じて新築し、公立小学校として開校したもので、その後、明治22年(1889)中川村の庁舎に転用されましたが、昭和30年(1955)町村合併により村役場が廃止された後、平成5年(1993)この場所に移築され、開校当初の姿に復元されて現在に至っています。

 正面にある「三聖会堂」は、この道の駅の名前の由来ともなっているもので、松崎出身の3賢人(土屋三余、依田佐二平、依田勉三)を顕彰したものです。土屋三余は、若くして江戸に行き、勝海舟と机を並べて勉学したと伝えられている幕末の漢学者です。24歳で松崎に帰り、私塾「三余塾」を開き後身を指導したとされます。この三余塾出身者に、依田佐二平とその弟勉三がいます。依田勉三は、明治15年(1882)に会社組織の開拓団「晩成社」を設立し、翌明治16年晩成社社員27人を引き連れ、北海道河西郡下帯広村(現在の帯広市)に入植し、“帯広開拓の祖”と伝えられています(開墾の/はじめは/豚と/一つ鍋 の句があります)。

左から、依田佐二平、土屋三余、依田勉三


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