作物研究所

作物見本園

シカクマメ

四角豆

「シカクマメ」「シカクマメ」「シカクマメ」

英名: winged-bean
科名: マメ科
学名: Psophocarpus tetragonolobus (L.) D.C.
種類: 豆類(野菜)

起源

地図
熱帯アジア原産で、熱帯地域では野菜として重要である。わが国には昭和50年 代前半に沖縄県に導入された。

作物的特徴

熱帯地域では多年生で塊根も肥大するが、耐寒性がないので多くの地域では1 年生として栽培される。莢の横断面が四角であることからこの名がある。在来の 系統は短日性が強いため開花が晩く、結実は晩秋から冬で、沖縄県以外では露地 栽培は難しかったが、育成品種「ウリズン」は日長反応性が改良され夏でも開花 するようになった。

用途

主に若莢を野菜として利用する。若芽、葉も食べることができる。子実は大豆 に匹敵する蛋白質と脂肪を含有する。また、熱帯には塊根を食用にする品種もあ る。

生産地

ビルマ、インド、インドネシア、パプアニュ-ギニア等で主に栽培されており 、わが国では沖縄県で栽培されている。

研究センター