畜産草地研究所

写真で見る外来雑草

アラゲハンゴンソウ

学名: Rudbeckia hirta L. var. pulcherrima Farwell

多年草(H)北アメリカ

茎は直立、高さ40~70cm、 茎、葉ともに開出した硬い毛が多く、著しくざらつく。下葉は長柄があり巾7cmに達するが、茎につく葉は長さ2~6 cmで柄はなく、きょ歯は低い。頭花は径4~7 cm、舌状花は8~14個でオレンジがかった黄色、無性、頭花の中心部に並ぶ筒状花は、両性で黒紫色、花床は円錐形、鱗片は先が刺状に尖り、背面の上半部は紫色で毛を密生する。総包片は十数個、葉状で下に垂れる。果実は黒色、平滑、光沢があり、切り口は方形、冠毛はない。花期は夏~秋。大戦以前に北海道に入ったといわれ、牧草の種子に混じって牧場に入り、そこから分布を広げたらしい。北海道や本州の草原地帯にしばしば大群落を見る。

群生写真

群生写真

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全体の写真

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種子の写真

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