畜産草地研究所

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ホテイアオイ

学名: Eichhornia crassipes Solms-Laub.

多年草(HH)熱帯アメリカ

観賞用として栽培もされるが、暖地では水路の害草として嫌われる。葉は無毛で光沢があり、葉柄の基部は丸くふくらみ浮き袋の役をする。束生する葉の間から1茎を出し短い総状花序で直径3cm位の淡紫色の花を開く浮遊水草である。根もとからつる枝をだし次々と子株を作り短期間に大群落を作る。花期は夏~秋。1890年代に導入されたというがその異常繁殖が問題となったのは1960年以降で、これは水域の富栄養化と関連するようだ。

全体の写真

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種子の写真

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