農村工学研究所

農村工学研究所メールマガジン

メールマガジン第32号(2012年11月号)

目 次

1)イベントのご案内
■農業フロンティア2012 -東京-
2)水土里のささやき
■VIMSで自然環境局長賞
3)農村工学研究所の動き
■農業・農村の地域再生に関する技術シンポジウムの開催
4)ズームイン
■健康・効率・持続的な農業をめざす台湾
■農工研の技術研修紹介 -3次元GISによる農地基盤情報管理-
5)農村の草花
■晩秋の野辺にたたずむ孤高の草姿 -ワレモコウ-
6)研究者の横顔
■林田 洋一(はやしだ よういち)

1)イベントのご案内


■農業フロンティア2012 -東京-
12月1日~12月2日に、東京ビックサイトで、農業フロンティア2012が開催されます。国内最大規模の“農を知って食を楽しむ”イベントとして、被災地域を始めとする日本各地の美味しい食、その食の農産物を作り出している農業生産者のさまざまな努力とそれらを支える日本の最先端の技術の紹介がなされます。

農工研からは、震災復興のための研究プロジェクトの紹介や農村地域に潜在する未利用エネルギーを利活用する水熱源ヒートポンプの研究を紹介します。温室や畜舎など農業施設の現場で日々使われる代替エネルギーの貴重な選択肢の一つとして昨今注目されています。関心のある方は是非会場までお越し下さい。

農地基盤工学研究領域 農業施設工学担当主任研究員 石井雅久

(関連URL:公式HP)
http://agri-frontier.com/

2)水土里のささやき

■VIMSで自然環境局長賞
山形県河北町の元泉集落の活動が、田園自然再生活動コンクールの自然環境局長賞に選ばれました。組織を代表して、奥山仁六様から喜びの声が届きましたのでご紹介します。

『地域の未来を創造する「元泉美田伝承システムづくり」をやろう。この一言が、元泉地区民の生態系等地域資源管理への意識を超特急で進化・発展させ、その結果がこの度の受賞となりました。ここに至るまでの長い年月、気長にご指導ご支援を賜りました農工研の方々には心から感謝します。』(続きは関連便りで)

当コンクールでは、農業者、地域の方々、NPO などが協力し、農業生産と生活の調和を図りながら、農村環境の保全などに取り組んでいる優良団体を表彰しています。

技術移転センター 教授 山本徳司
(関連便り)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/32/02-01.pdf
(関連資料)
  http://www.acres.or.jp/Acres/denen/contest/H24_kekka.pdf


 3)農村工学研究所の動き

■農業・農村の地域再生に関する技術シンポジウムの開催

11月15日に、東北大学の川内萩ホール(仙台市)において、標記のシンポが農工研と東北大学とで開催され、全国各地から354名の方々が来場されました。

名古屋大学の生源寺眞一教授による基調講演“被災地の再生と農業・農村の活路”と、5題の講演が行われました。また、基調講演のキーワードを取り上げて、講演者6名にパネラー3名を加えて、パネルディスカッションが行われました。

農業生産基盤と農業経営の再生という2つの視点から大震災の復旧・復興を考えるという企画が好評でした。当シンポ資料に余部があり、ご希望の方には提供いたします。

企画管理部 業務推進室企画チーム主任研究員 亀山幸司
(連絡先)nkk-kikaku◎naro.affrc.go.jp
※メールを送信する際は「◎」を「@」にしてください

(開催報告)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/32/03-01.pdf

 4)ズームイン

■健康・効率・持続的な農業をめざす台湾

台湾の農田水利会連合会から講演を依頼され、10月31日~11月3日に、訪台の機会を得ました。

台湾の農林水産行政は、「健康・効率・持続可能な経営」を政策の基本方針としています。その関係か、講演会では、日本農業の再生可能エネルギー導入に関する制度や技術、畑地農業の施設化(ハウス栽培など)に伴う環境の変化について熱心な質問が相次ぎました。

翌日は、日本の農業土木技術者・八田與一氏の功績で知られる烏山頭ダムなどを訪れました。農業生産額の対GDP比、農家当たりの耕地面積などは台湾と日本とで類似点が多く、”近くて『近い』国”と実感しました。

※「農田水利会」…日本の土地改良区に近い水利組織

  農地基盤工学研究領域 用水管理担当研究員 坂田 賢

(現地レポート)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/32/04-01.pdf

農工研の技術研修紹介 -3次元GISによる農地基盤情報管理-

この研修は、地理情報システム(GIS)がどのように役立つかを実践的に学べるように、本年9月に開講されました。研修には、農工研が民間と共同開発した、簡単操作で使い勝手の良いGISソフト(VIMS:研修PR資料参照)を使用しています。

今年は9月10日から5日間つくばで行われ、国11人、県4人(山形、兵庫、和歌山、長崎)、水土里ネット4人(北海道2、熊本、長崎)の合計19人の技術者が受講しました。

地理情報は、農地や施設の整備や管理、地域防災や耕作放棄地対策、地域の将来ビジョンの検討(住民の合意形成)などにおいてとても重要なデータとなります。GISを使って業務や活動を展開してみたいと考えている貴方! 本研修の受講を是非ご検討下さい。

技術移転センター 技術研修課主査 井堀祐司

(1)実習の模様(動画:2分6秒)
[Windows Media Player]
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/32/04-02.wmv
  [Mac]
  http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/32/04-02.mpg
(2)研修PR資料
  http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/32/04-03.pdf
(3)VIMSの紹介
  http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/32/04-02-01.html

 

 5)農村の草花

■晩秋の野辺にたたずむ孤高の草姿 -ワレモコウ-

花の色はさまざまです。昔、神様が野辺に出て赤い花を集めたとき、この花の色を赤く思わずに通りゆきてしまいました。そのとき、その花は哀しそうに「吾もまた紅(こう)なり」と小さくつぶやいたそうです。今回紹介するのは、そのような名前にまつわる話をもつワレモコウです。

農村基盤研究領域 資源評価担当主任研究員 嶺田拓也

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/32/05-01.pdf

 

 6)研究者の横顔

■林田 洋一(はやしだ よういち)
今回紹介するのは、構造担当のさわやかな若手の林田洋一さんです。数値解析を用いた構造物の挙動予測を行いながらも、その歴史にまで造詣が深く、フィルダムのスペシャリストとして国内・海外でも活躍中です。
(他己紹介:吉村亜希子)

(自己紹介)
  http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/32/06-01.pdf


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