農村工学研究所

農村工学研究所メールマガジン

メールマガジン第47号(2014年2月号)

目 次

1)トピックス
■FOEASを利用した篠本新井土地改良区が平成25年度関東農政局土地改良事業地区営農推進功労者表彰を受賞
2)イベント情報
■平成26年度一般公開のご案内
3)水土里のささやき
■「啓翁桜」が開花しました(山形県元泉地域農地・水・環境保全組織贈呈)
4)農村工学研究所の動き
■「平成25年度農村工学関係研究行政技術協議会」の開催
■平成26年度農村工学技術研修の実施方針(優れた人材育成に貢献する農工研研修のあらまし)
5)農村の草花

■稲作の準備時期を告げる、農事暦には欠かせない田の草 ~タネツケバナ~
6)研究者の横顔
■安瀬地 一作(あぜち いっさく)

 

1)トピックス

■FOEASを利用した篠本新井土地改良区が平成25年度関東農政局土地改良事業地区営農推進功労者表彰を受賞

国営両総土地改良事業(平成5~26年度)によって用水が安定供給されるようになったことを契機として、平成20年度から経営体育成基盤整備事業(受益面積:265ha)に取り組んでいる篠本新井土地改良区が平成25年度関東農政局土地改良事業地区営農推進功労者表彰を受賞しました。

土地改良区は、水稲・麦・大豆のブロックローテーションに適した地下水制御システム(FOEAS)の導入を集落営農組織等に働きかけ、平成23年12月に大区画化した農地全体にFOEASを整備することを決定し、整備を始めました。

(関連資料)
(1)プレスリリース
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/01-01.html
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/01-02.html
(2)地下水位制御システム(FOEAS)の営農効果(ニュースNo.83)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/01-03.pdf

 

2)イベント情報

■平成26年度一般公開のご案内

筑波研究学園都市での「科学技術週間」に合わせ農工研では「しなやかな農村を創造する私たちのまなざし」のテーマのもと、今年も下記の日程で一般公開を行います。今年は茨城県農林水産部農地局と共催した展示も行います。

皆様のご来所をお待ちしております。

4月18日(金曜日)午前10時~午後4時
4月19日(土曜日)午前10時~午後4時

(主な内容)

  • 研究内容紹介パネル・模型の展示
  • 振動による地盤の液状化体験
  • 春の草花を使ったしおり作り
  • 農地土壌の物理性体験コーナー(花苗プレゼント)
  • 茨城県の農業・農村をテーマの「子供絵画コンクール入賞作品」、震災の復興に関する展示
  • スタンプラリー など

企画管理部 情報広報課長 児玉正文

(関連資料;案内パンフレット)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/02-01.pdf

 

 3)水土里のささやき

■「啓翁桜」が開花しました

山形県元泉地域農地・水・環境保全組織の奥山仁六会長様より先月“真冬でも満開になる桜”とし有名な「みちのく初桜」こと「啓翁桜」が贈呈されました。農工研の玄関で見事に開花し、一足早い春の風情を来客の皆様にも楽しんでもらっています。

企画管理部 業務推進室企画チーム長 亀山幸司

(関連資料)
(1)「啓翁桜」の開花状況
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/03-01.pdf
(2)メルマガ第42号(2013年9月号)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/01-02.pdf

 

 4)農村工学研究所の動き

■「平成25年度農村工学関係研究行政技術協議会」の開催

1月31日に、農林水産省にて、標記の協議会が開催されました。今回は、行政(課長補佐クラス)と研究(上席研究員)の実務者ら54名が一堂に会しました。

農工研の研究成果が、行政施策や事業を通じて現場に効率的・効果的に受け渡されるように、行政側に評価していただいたり、行政側にPRしたりするなど、とても重要な行事となっています。

企画管理部 業務推進室主任研究員 田中良和 

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/04-01.pdf

 

■平成26年度農村工学技術研修の実施方針(優れた人材育成に貢献する農工研研修のあらまし)

平成26年度農村工学技術研修の実施方針と概要等が公表になりました。

農工研で実施する研修・講習会等は、優れた技術者の人材を育成するために、実習中心の実践的研修、基礎力UP、討論会や対話型の研修による考える力の養成、主要普及成果を講義・実習に盛り込んだ研修、最新の研究成果等を盛り込んだ研修等を通じて、高度な技術を伝授すると共に、座学だけでは得られにくい現場感覚が得られるよう様々な工夫がしてあります。

ここに平成26年度の農工研研修の概要を紹介します。
(農村工学技術研修の詳細・申し込み書類等は各地方農政局等を通じて国営事業所、府県出先機関等に配布中です。)

問合せ先
技術移転センター技術研修課 和田、大勝
Tel:029-837-1226 Fax:029-837-1228
 E-mail:takakazuw[@]affrc.go.jp okatsu[@]affrc.go.jp
※メールを送信する際は[@]の[]をとってください。

(関連資料)
(1)平成26年度農村工学技術研修の実施方針
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/04-02-01.pdf
(2)平成26年度研修の概要
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/04-02-02.html

 

 5)農村の草花

■稲作の準備時期を告げる、農事暦には欠かせない田の草 ~タネツケバナ~

今年は各地で大雪が続き、水田が白くなる日が続いていますが、暖かくなり雪が溶けた春先にもタネツケバナが咲き出すと田んぼ一面に綿雪が降ったように白くなります。このタネツケバナ、農事暦と関わりのある名前であることを知っていましたか。

農村基盤研究領域 資源評価担当主任研究員 嶺田拓也

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/05-01.pdf

 

 6)研究者の横顔

■安瀬地 一作(あぜち いっさく)

今回ご登場頂くのは、水利工学研究領域沿岸域水利担当の安瀬地一作さんです。安瀬地さんは海水侵入による地下水の塩害対策という重要な研究テーマに取り組んでおられます。子供の頃の純粋な興味を原動力に、精力的に研究を進めておられます。
(他己紹介: 上野和広)

(自己紹介)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/47/06-01.pdf

 
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