農村工学研究所

農村工学研究所メールマガジン

メールマガジン第48号(2014年3月号)

目 次

1)トピックス
■積雪被害地に職員を派遣 ~山梨県釜無川・笛吹川沿岸地区~
■「高精度のため池ハザードマップ作成のための簡易な氾濫解析手法を開発」をプレスリリース
■「潤滑油やグリースの劣化度を簡易に評価する携帯型測定装置を 開発~ポンプ設備の劣化度の評価に活用~」をプレスリリース
■土木研究所と農研機構の連携・協力に関する協定の締結
2)イベント情報
■平成26年度一般公開のご案内
3)最新の農工研ニュースより
■用水路分水工に設置し水流で駆動する揚水ポンプの開発
4)農村工学研究所の動き
■平成25年度「農村工学試験研究推進会議」「地域連携研究会」を 開催
■食が育む地域の農福連携~多様な主体による農業振興と障がい者 就労支援~をテーマに研修会を岡山県で開催
■第2回ため池研究会「ため池堤体の地震時安全性診断手法 ~耐 震診断における新しいニューマーク法と動的応答解析~」を開催
5)農村の草花
■春の野辺を彩る菜の花畑 明治初期に導入された多機能作物 ~セイヨウアブラナ~
6)研究者の横顔
■中村 真人(なかむら まさと)

 

1)トピックス

■積雪被害地に職員を派遣 ~山梨県釜無川・笛吹川沿岸地区~

山梨県内では2月14日夕から15日未明の積雪により甚大な農業被害を受けました。

農工研は27日に4名の職員を現地に派遣し、被害状況、農地・農業用施設及び斜面災害の聞き取りと共に、被災した農業用ハウス・農業施設等の現地調査を行いました。その結果は、雪害被災地の復旧に向けた技術支援の一環として、今後、関係機関等に情報共有されます。

企画管理部 防災研究調整役 鈴木 尚登

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/01-01.pdf

 

■「高精度のため池ハザードマップ作成のための簡易な氾濫解析手法を開発」をプレスリリース

2月28日に、農工研の最新の研究成果である「高精度のため池ハザードマップ作成のための簡易な氾濫解析手法を開発」をプレスリリースしました。本成果は、ため池決壊時の氾濫状況を、現地の堤防や水路、微高地など詳細な地形やため池堤防の決壊する位置に応じて予測する技術を開発したものです。

詳細は、関連URLよりご覧ください。

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/01-02.html

 

■「潤滑油やグリースの劣化度を簡易に評価する携帯型測定装置を開発 ~ポンプ設備の劣化度の評価に活用~」をプレスリリース

3月18日に、農工研の最新の研究成果である「潤滑油やグリースの劣化度を簡易に評価する携帯型測定装置を開発―ポンプ設備の劣化度の評価に活用―」をプレスリリースしました。本成果は、潤滑油やグリースの劣化度を、簡易に評価する携帯型測定装置を開発したものです。

詳細は、関連URLよりご覧ください。

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/01-03.html

 

■土木研究所と農研機構の連携・協力に関する協定の締結

3月20日に農研機構本部において、魚本健人土木研究所理事長と堀江武農研機構理事長との間で、連携・協力に関する協定が結ばれました。

本協定は、老朽化インフラ対策など相互に関連する研究内容について、研究施設、設備等の相互利用、研究者の研究交流、研究成果等の情報発信等の連携・協力することを目的としています。

社会資本の戦略的な維持管理・更新のため、相互の研究分野について緊密な連携・協力を促進することにより、研究開発を通じた社会への貢献に取り組んでまいります。

企画管理部 業務推進室主任研究員 田中良和

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/01-04.pdf

 

2)イベント情報

■平成26年度一般公開のご案内

今年の一般公開が4月18日(金曜日)、19日(土曜日)と迫ってきました。

今年のテーマは『しなやかな農村を創造する私たちのまなざし』です。今年は茨城県農林水産部農地局と共催した展示も行います。スタンプラリーを制覇したみなさんには当所オリジナル絵はがきを差し上げます。公開内容や時間など詳しくは、ホームページをご覧ください。

皆様のご来所をお待ちしています。

企画管理部 情報広報課長 児玉正文

(関連URL)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/02-01.html

 

 3)最新の農工研ニュースより

■用水路分水工に設置し水流で駆動する揚水ポンプの開発

農業用水は、幹線用水路から支線用水路を経て最終的に複数の受益地に到達します。これらの用水は、施設の管理者、個々の農家の長年の経験に基づく圃場水管理によって、受益地の微妙な高低差を巧みに利用しながら、まんべんなく全ての圃場に配水されてきました。

しかし、近年の農地をめぐる様々な自然的・社会的事情の変化によって土地利用の変更や水系の改変が生じ、既設水路から従前の高さに所定の流量を乗せることができなくなるケースがしばしば発生しています。
このようなときに威力を発揮するのがポンプですが、地球温暖化や東日本大震災の経験を踏まえると、安易に化石燃料に頼る個人ポンプの使用は、必ずしも望ましい姿とは言えません。

ここでは、これらの問題を抱える地域で、化石燃料を使用せず既設水路に設置して揚水できる同軸メカニカルポンプ水車をご紹介します。

水利工学研究領域 水路システム担当上席研究員 樽屋啓之

(関連資料)
(1)農工研ニュース第89号
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/03-01.pdf
(2)この研究をもっと深く理解するための4つのQ&A
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/03-02.pdf

 

 4)農村工学研究所の動き

■平成25年度「農村工学試験研究推進会議」「地域連携研究会」を開催

2月21日に、東京大学弥生講堂セイホクギャラリーにおいて「平成25年度農村工学試験研究推進会議」「平成25年度地域連携会議」を開催しました。

農村工学研究に関係する行政部局(地方農政局等を含む)、他の試験研究機関・団体等から58名の出席があり、行政部局、他独法及び団体との連携・協力、及び行政の現場における技術的課題への対応等に関して活発な意見交換が行われました。このような場を通じて、当所の研究成果を迅速に現場へ受け渡して参ります。

企画管理部 業務推進室主任研究員 田中良和 

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/04-01.pdf

 

■食が育む地域の農福連携 ~多様な主体による農業振興と障がい者就労支援~ をテーマに研修会を岡山県で開催

3月1日に岡山県の産業振興センター(岡山県玉野市)で農林水産省補助「障害者就労支援事業」に関わる研修会を農工研主催で開催しました。後援は、近畿農政局、中国四国農政局、岡山県、玉野市、(社福)同仁会です。

農業分野での障がい者就労支援活動において、いかに地域で支え、継続できるしくみづくりが出来るかをメインテーマとしました。地域内の農業、福祉、教育の各分野や様々な立場の消費者が参加して障がい者の就労の場の拡大と、地域の食材生産や加工を通した特産品開発など農業振興の先進的な取り組みの動きに沿う形で催されたものです。

当日配付した研修会のテキスト(25ページ)をご希望の方は下記へご照会ください。

問合せ先
技術移転センター移転推進室 寺村
Tel:029-838-8296 Fax:029-838-7680
 E-mail:iten[@]ml.affrc.go.jp
※メールを送信する際は[@]の[]をとってください。

(詳細報告)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/04-02.pdf

 

■第2回ため池研究会「ため池堤体の地震時安全性診断手法 ~耐震診断における新しいニューマーク法と動的応答解析~」を開催

3月6日に大阪府咲州庁舎で第2回ため池研究会を農工研主催で開催しました。近年では大規模地震時の長大斜面やダム、ため池の耐震性が注目され、大規模ダムについては地震時の安全性の検証が進んできています。

一方、膨大な数のため池にも耐震診断を適切に実施するためには精度良くかつ簡易に堤体の安全性を診断する必要があります。研究会では、ため池の地震時の安全性を診断するための考え方から実務における最新の診断手法までを系統的に説明し、耐震診断についての話題提供を行いました。

施設工学研究領域 土質担当研究員 上野 和広 

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/04-03.pdf

 

 5)農村の草花

■春の野辺を彩る菜の花畑 明治初期に導入された多機能作物 ~セイヨウアブラナ~

いよいよ春めいてきましたが、菜の花畑では黄色い花も咲き誇るようになってきました。セイヨウアブラナはもともとは油をとるための植物でしたが、景観や食用、また薬用にとさまざまな機能を有した植物であることを知っていましたか。

農村基盤研究領域 資源評価担当主任研究員 嶺田拓也

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/05-01.pdf

 

 6)研究者の横顔

■中村 真人(なかむら まさと)

今回ご登場いただくのは、資源循環システム担当のランナー中村さんです。世界のエネルギー問題を解決すべく、再生可能エネルギーについての研究に取り組んでおられます。ご自身のエネルギー源も、再生可能であるかのような驚異的なマラソン力をお持ちの研究者です。
(他己紹介: 安瀬地 一作)

(自己紹介)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/48/06-01.pdf

 
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【編集発行】
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