農村工学研究所

農村工学研究所メールマガジン

メールマガジン第64号(2015年7月号)

目 次

1)トピックス
■農村減災技術研究センター完成式を開催
■農林水産技術会議事務局の寺田技術政策課長が研究施設を視察

2)イベント情報
■「農業水利施設のストックマネジメント技術」シンポジウムを開催
■実用新技術講習会及び技術相談会の開催(第1報)

3)最新の農工研ニュースより
■パイプラインの安全を確保する保守管理が容易な水理性能照査ソフトウェア

4)ズームイン
■サボテン通信7月号(アリゾナからの便り)

5)農村の草花
■在来の睡蓮(スイレン)は小ぶりで清楚な白花を咲かせます~ヒツジグサ~

6)研究者の横顔
■鬼丸 竜治(おにまる たつじ)

1)トピックス

■農村減災技術研究センター完成式を開催

7月2日(木曜日)、農村減災技術研究センターの完成式を開催しました。本センターは国内トップレベルの実験施設で、今後の減災研究の進展に大きく寄与することが期待されます。完成式当日は、お忙しい中多くの関係者様にご臨席頂き、また、農村振興局 奥田設計課長、農林水産技術会議事務局 波積開発官から来賓祝辞を賜りました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

企画管理部 業務推進室企画チーム長 竹村武士

完成式の様子は下記リンクをご覧ください
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/64/01-01.pdf

■農林水産技術会議事務局の寺田技術政策課長が研究施設を視察

7月8日(水曜日)、技術会議事務局の寺田技術政策課長が農村工学研究所に来所され、7月2日(木)に完成式を終えたばかりの農村減災技術研究センターを視察しました。

企画管理部 業務推進室長 渡嘉敷 勝

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/64/01-02.pdf

2)イベント情報

■「農業水利施設のストックマネジメント技術」シンポジウムを開催

7月3日(金曜日)、農研機構 御徒町会議室で「農業水利施設のストックマネジメント技術」シンポジウムを国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所と共同開催し、60名の農業農村整備関係者等にご参加頂きました。シンポジウムでは、農村振興局からの技術行政に係る情勢報告、農工研および寒地土研からの研究成果を中心とする話題提供が行われたほか、活発な議論や意見交換により参加者間での情報共有が図られました。

企画管理部 業務推進室主任研究員 浜田康治

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/64/02-01.pdf

■実用新技術講習会及び技術相談会の開催(第1報)

10月7日(水曜日)の13時00分~16時45分に、東京大学弥生講堂一条ホールにおいて、農業農村整備事業の現場で使える当所の研究成果を紹介します。詳細は次号でお知らせ致します。

(問い合わせ先)
農村工学研究所 技術移転センター移転推進室
TEL:029-838-8296 Fax:029-838-7680
E-mail:iten[@]ml.affrc.go.jp
※メールを送信する際は[@]の[ ]をとってください。

3)最新の農工研ニュースより

■パイプラインの安全を確保する保守管理が容易な水理性能照査ソフトウェア

農業用パイプラインの水撃圧の大きさを数値水理シミュレーションによって算出するプログラムを開発しました。農業用パイプラインの水理機能照査を行うツールとして興味のある方は、下記リンクをご覧ください。

水利工学研究領域 水路システム担当主任研究員 田中良和

(関連資料)
(1)農工研ニュース第96号
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/64/03-01-01.pdf
(2)もっと深く理解するために
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/64/03-01-02.pdf

4)ズームイン

■サボテン通信7月号(アリゾナからの便り)

目下、アリゾナ大学で共同研究中の水利工学研究領域 吉田武郎主研からの現地リポート第4弾です。6月に参加した研究集会(Gordon Research Conference)を紹介します。 

(サボテン通信7月号)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/64/04-01.pdf

5)農村の草花

■在来の睡蓮(スイレン)は小ぶりで清楚な白花を咲かせます~ヒツジグサ~

梅雨も明け、いよいよ夏の盛りがやってきました。水盆等で夏の日差しを浴びながら色とりどりに咲き誇るスイレンの花ですが、もともとわが国にも在来のスイレンがあることを知っていましたか。この在来のスイレン、ヒツジグサと呼ばれていますが、なぜヒツジグサと名付けられたのでしょうか。 

農村基盤研究領域 資源評価担当主任研究員 嶺田拓也

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/64/05-01.pdf

6)研究者の横顔

鬼丸 竜治(おにまる たつじ)

鬼丸さんは、行政部局やJICA(国際協力機構)長期専門家での豊富な経験を生かして、農業水利施設の維持管理が持続的に行われるための方策を、統計学的手法も駆使して研究されています。几帳面なお人柄を反映した、緻密な研究が持ち味です。(他己紹介:上田達己)

(自己紹介)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/64/06-01.pdf

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