農村工学研究所

農村工学研究所メールマガジン

メールマガジン第66号(2015年9月号)

目 次

1)トピックス
■中川農林水産大臣政務官が農村工学研究所の研究成果を視察
■「FRPM管の継手部の離脱を防止する技術を開発」をプレスリリース
■フィリピン国家灌漑公社長官が農村工学研究所を訪問
■土木研究所の魚本理事長他10名が研究施設を見学
■農林水産技術会議の先端プロ(福島資源循環)の現地研究会の開催
■宮城県と農工研とのパートナーシップ協定に係る技術相談打合せ会を開催

2)イベント情報
■10月7日に東京大学弥生講堂一条ホールで実用新技術講習会及び技術相談会を開催します
■農村研究フォーラム2015を開催します(第一報)

3)水土里のささやき
■農工研の技術研修紹介 ~更なる技術力研鑽のために~

4)最新の農工研ニュースより
■潤滑油やグリースの分析による農業用ポンプ設備の総合診断システム

5)農村工学研究所の動き
■インターンシップ講習生(第二期、第三期)のつぶやき

6)ズームイン
■サボテン通信9月号(アリゾナからの便り)はお休みです

7)農村の草花
■庭先などあなたの身近な雑草の定番は、ワールドワイドにも展開しています ~メヒシバ~

8)研究者の横顔
■黒田 清一郎(くろだ せいいちろう)

1)トピックス

■中川農林水産大臣政務官が農村工学研究所の研究成果を視察

9月29日、中川農林水産大臣政務官が農村工学研究所に来所され、「三面一体化堤防」と「カットドレーン」を研究成果として視察されました。

企画管理部 業務推進室長 渡嘉敷 勝

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/01-01.pdf

■「FRPM管の継手部の離脱を防止する技術を開発」をプレスリリース

2015年9月14日に、農工研の最新研究成果である「FRPM管の継手部の離脱を防止する技術を開発」をプレスリリースしました。本成果は、株式会社栗本鐵工所と共同で、大規模な地震時に発生する強化プラスチック複合管(FRPM管)の継手部の離脱を防止する継手及び部材を開発したものです。継手は新設のFRPM管を、部材は既設のFRPM管を対象としており、いずれも簡便に施工することができます。本技術を用いることで、地震時の継手の離脱を防止し、地震に強い管路を構築することができます。詳細は、関連URLよりご覧ください。

企画管理部 業務推進室企画チーム長 竹村武士

(関連URL)
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nkk/059447.html

■フィリピン国家灌漑公社長官が農村工学研究所を訪問

9月8日(火)、フィリピン国家灌漑公社(NIA)のパダーナル長官ほか5名が農工研を訪問されました。NIAは、フィリピンにおいて灌漑施設の整備の他、ダムなどの主要施設の管理も行っています。

農工研の模型実験施設を見学するとともに、最近の研究成果の内容や技術移転の可能性について職員と意見交換を行いました。

農村基盤研究領域 地域計画担当上席研究員 進藤惣治

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/01-03.pdf

■土木研究所の魚本理事長他10名が研究施設を見学

9月17日、土木研究所の魚本理事長他10名が農村工学研究所に来所され、農村減災技術研究センターなどの研究施設を見学後、技術開発や技術移転などに関して農工研幹部との意見交換を行いました。

企画管理部 業務推進室長 渡嘉敷 勝

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/01-04.pdf

■農林水産技術会議の先端プロ(福島資源循環)の現地研究会の開催

農工研では、東日本大震災発生直後から農地、土地改良施設の復旧や除染などのさまざまな研究分野が被災地の復興支援に携わってまいりましたが、バイオマス研究分野においても、農林水産技術会議の先端プロ(福島資源循環)(研究代表者:薬師堂謙一機構本部バイオマス研究統括コーディネーター)に参画して復興支援に向けて活動しています。8月3日及び4日、同先端プロの現地研究会が開催され、プロジェクトサイトの見学会に福島復興局から青山卓二次長他にご参加いただきました。

資源循環工学領域 資源循環システム担当上席研究員 山岡 賢

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/01-05.pdf

■宮城県と農工研とのパートナーシップ協定に係る技術相談打合せ会を開催

8月25日、当所において標記の技術相談打合せ会を開催しました。

この技術相談打合せ会は、宮城県と農工研との間で平成24年6月13日に締結されたパートナーシップ協定の趣旨に沿って開催されています。

当日は、宮城県から提示された技術相談テーマに対して、現在の対応状況や今後の対応方針などについて話し合いました。

企画管理部 業務推進室企画チーム長 竹村武士

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/01-06.pdf

2)イベント情報

■10月7日に東京大学弥生講堂一条ホールで実用新技術講習会及び技術相談会を開催します

10月7日の午後から東京大学弥生講堂一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1東京大学農学部内)で実用新技術講習会及び技術相談会を開催します(参加費無料)。当日参加も歓迎します。

(問合せ先)
農村工学研究所技術移転センター 移転推進室 野道彰一
〒305-8609 つくば市観音台2-1-6
TEL:029-838-8296 FAX:029-838-7680
E-mail:iten[@]ml.affrc.go.jp
※メールを送信する際は[@]の[ ]をとってください。

(関連URL)
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nkk/059301.html

■農村研究フォーラム2015を開催します(第一報)

農業の競争力強化、災害の複雑多様化に対応した農村地域の強靱化、地域資源の保全と農村社会の活性化などが大きな課題となっています。農村創生に技術研究が貢献していくには、産学官が既存の枠組みを超えて経験を共有し、知恵を出し合い、目標を明確にしながら協力して取組むことで、研究成果の最大化を図ることが必要となります。

本フォーラムでは、物質・材料研究機構における取組を紹介し、産学官連携の報告等を通じて、新たな産学官連携による農村創生の方向性を明らかにします。11月13日、東京大学弥生講堂一条ホールにて開催致します。参加費は無料で、技術者継続教育機構認定プログラムに申請中です。奮ってご参加下さるよう案内申し上げます。

企画管理部 業務推進室企画チーム長 竹村武士

(申込み、問合せ先)
農村工学研究所企画管理部 業務推進室運営チーム 川崎義徳
TEL:029-838-7678 FAX:029-838-7609
E-mail:nkk-unei[@]ml.affrc.go.jp
※メールを送信する際は[@]の[ ]をとってください。

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/02-02.pdf

3)水土里のささやき

■農工研の技術研修紹介 ~更なる技術力研鑽のために~
  農村工学中堅技術研修(事業計画コース同時開催)

8月17日から10日間の日程で中堅技術研修が開催され、全国各地から8名の参加がありました。また、今年度は中堅技術研修のうち事業計画に関する研修科目を前半1週間に集めて学ぶ事業計画コースを新設し、6名が参加しました。

研修第一週目は中堅・事業計画合同の14名で受講し、主に事業計画に関する座学やほ場での実習に取組みました。

第二週目は中堅の8名のみの受講となりましたが、事例研究の時間では発表討論会に向けて研修生それぞれが設定した課題について班内で議論を深めました。最終日の事例研究発表討論会では前日に受講して習得したコミュニケーション力を存分?に発揮し、個々の現場の課題について発表・討議を行い研修の全日程を終了しました。

技術研修課では、今後も研修時期やカリキュラムの更なる見直しを図り、より多くの技術者にとって現場のニーズに即した技術力研鑽の場となるよう努めてまいります。

今年度受講された皆様、各現場での更なるご活躍を祈念しております!!!

技術移転センター 技術研修課教務指導チーム主査 河田健太郎

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/03-01.pdf

4)最新の農工研ニュースより

■潤滑油やグリースの分析による農業用ポンプ設備の総合診断システム

農業用の基幹的な揚排水機場は全国に2,800カ所以上あり、農地ばかりでなく地域の用水や排水を担う重要な施設となっています。しかし、これらの約7割が耐用年数を超過し老朽化が進行している状況にあります。そのため、日常の維持管理において施設の状態を診断して異常の進行を検知した施設から効率的に保守・保全するとともに、優先順位を決定して適時適切に補修・改修を行うことが求められています。

近年、ポンプ設備の回転部(減速機や軸受)から採取した潤滑油やグリースを分析・評価することで、設備を分解することなく、低コストでポンプ設備の機能診断を実施しようとする技術が注目され、農業用の施設にも試行的に適用されています。この技術を用いて、ポンプ設備の劣化状態を定量的に診断し、劣化が致命的な故障に至る前に異常を検知して、突発的な故障リスクを低減するための新たな診断システムを提案します。

施設工学研究領域 施設保全管理担当上席研究員 國枝 正

(関連資料)
(1)農工研ニュース第97号(3頁)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/04-01-01.pdf
(2)この研究成果をもっと深く理解するための4つのQ&A
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/04-01-02.pdf
(3)プレスリリース(2014年3月18日)
「潤滑油やグリースの劣化度を簡易に評価する携帯型測定装置を開発」
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nkk/051504.html

5)農工研の動き

■インターンシップ講習生(第二期、第三期)のつぶやき

本年、第二期(8月17日~8月28日)では受入講習生が6名、第三期(8月31日~9月11日)では受入講習生が6名でした。おのおのが2週間にわたり研究業務の一部を任され、実務を体験しました。

以下、講習生によるレポートを紹介します。

技術移転センター 移転推進室交流チーム長 齋藤 仁

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/05-01.pdf

6)ズームイン

■サボテン通信

(吉田主研が帰国準備のためお休みとさせて頂きます)

7)農村の草花

■庭先などあなたの身近な雑草の定番は、ワールドワイドにも展開しています ~メヒシバ~

鳴く虫の声も目立つようになり、秋分が過ぎすっかり秋めく中、夏から秋の草むらの代表種として、名前は知らなくてもススキの穂を小型にしたような草姿はどなたでも心当たりがあるかと思います。このメヒシバ、日本全土はもとより、世界中に分布している世界的にも代表的な草であることを知っていましたか。

農村基盤研究領域 資源評価担当主任研究員 嶺田拓也

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/07-01.pdf

8)研究者の横顔

■黒田 清一郎(くろだ せいいちろう)

施設工学研究領域構造担当の黒田さんは、農業用ダム等の水利施設を対象にして、構造物・地盤の浸透および振動特性、不均一性の実態把握等を目的とした評価技術を研究・開発しています。

(他己紹介: 成岡道男)

(自己紹介)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/66/08-01.pdf

 

※編集後記にかえて
このたびの「関東・東北豪雨」において被災された多くの方々に対して心よりお見舞い申し上げます。農工研としてもこれまでの知見を活かして被災地の復興にできる限りお力添えができればと考えております

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【編集発行】
〒305-8609 茨城県つくば市観音台2-1-6
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