品種詳細

シャドークイーン

ばれいしょ「シャドークイーン」は、紫肉の既存品種「キタムラサキ」および「インカパープル」に比べ、アントシアニン色素を約3倍含有し、肉色は濃い紫である。

主要特性

  • 「キタムラサキ」および「インカパープル」より濃い紫肉をしており、アントシアニン色素(主要成分 : ペタニン)は約3倍に相当する。
  • 「キタムラサキ」と同様に内部異常が無い。
  • 「インカパープル」に比べ、収量は多くでん粉価はやや低い。「キタムラサキ」に比べ収量は少なく、でん粉価は同等である。
  • 用途は調理用で、「キタムラサキ」および「インカパープル」に比べ食味が良く、チップとフライの褐変は少ない。

育成の経過

「シャドークイーン」は、紫肉品種「キタムラサキ」の開放受粉種子より選抜された。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
20106
(2006年8月22日)
2006年11月17日 17574
(2009年2月26日)
25年
(満了日:2034年2月26日)
交配組み合わせ 旧系統名
キタムラサキ / 不明 北海92号