品種詳細

ノーザンルビー

ばれいしょ「ノーザンルビー」は、調理適性に優れ、アントシアニン色素を含有し、いもの肉色が赤色である。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、「インカレッド」に比べ枯凋期が早く栽培しやすい。

主要特性

  • 「インカレッド」の肉色に比べ切断面全体が赤色で色むらが無く、アントシアニン色素(主要成分 : ペラニン)の含量は2mg/g程度である。
  • 「インカレッド」に比べて枯凋期は早く、茎は短く、そう性は直立のため、栽培管理がしやすい。
  • 「インカレッド」に比べ収量は多く、平均1個重は大きく、内部異常が少ない。
  • 用途は調理用で、「インカレッド」に比べてでん粉価が高く、16%程度と適正であるため、加工時の歩留りが良く、調理加工適性も改善されている。
  • ジャガイモシストセンチュウに対し抵抗性である。

育成の経過

「ノーザンルビー」は、紫肉品種「キタムラサキ」の開放受粉種子より選抜された。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
20107
(2006年8月22日)
2006年11月17日 17447
(2009年2月24日)
25年
(満了日:2034年2月24日)
交配組み合わせ 旧系統名
キタムラサキ / 不明 北海91号