品種詳細

あきあかね

「コシヒカリ」より2週間以上収穫期が遅い、晩生の極良食味品種です。同じく晩生の「あきだわら」よりやや少収ですが、大粒で玄米の外観品質に優れ、業務用に適した品種として普及が期待されます。

主要特性

  • 1. 育成地での出穂期は、「あきだわら」とほぼ同じで「コシヒカリ」よりも2週間以上遅く、成熟期は「あきだわら」より3日早くなります。
  • 2.稈長は「あきだわら」と同等、穂長は「あきだわら」よりも短く、穂数は「あきだわら」よりも多くなります。
  • 3.育成地での玄米収量は「あきだわら」に比べて標肥栽培で2%程度、多肥栽培で5%程度劣ります。
  • 4.千粒重は「あきだわら」よりも2g程度大きく、玄米外観品質は「あきだわら」よりも良好であり、食味は「コシヒカリ」並の極良食味です。
  • 5. 耐倒伏性はやや強で、葉いもちの抵抗性は中、穂いもちの抵抗性はやや強、縞葉枯病には罹病性、白葉枯病抵抗性は中です。

栽培適地

「あきだわら」の栽培が可能な北陸から関東以西

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
32669
(2017年12月19日)
2018年5月21日 29397
(2022年9月 6日)
25年
(満了日:2047年9月 6日)
交配組み合わせ 旧系統名
収7388/中部109号 北陸251号