品種詳細

さえあかり

「さえあかり」の一番茶園相

「さえあかり」は炭疽病と輪斑病に抵抗性を有し、「やぶきた」より摘採期が早いやや早生の品種である。収量は「やぶきた」や「さえみどり」より優れ、製茶品質は「やぶきた」より優れ、高品質品種「さえみどり」と同等かそれ以上である。

主要特性

さえあかり

  • 「さえあかり」は輪斑病抵抗性で樹勢が強いZ1を種子親、炭疽病中度抵抗性で製茶品質に優れる「さえみどり」を花粉親として、1989年に交配したF1実生群の中から選抜した。
  • 「さえあかり」の付傷接種検定による炭疽病抵抗性は「やや強」、輪斑病抵抗性は「強」である。圃場における炭疽病の自然発生程度は、「さやまかおり」に隣接して植栽した場合でも極めて少なく、抵抗性は「強」である。もち病抵抗性は「やや弱」である。
  • 「さえあかり」の一番茶の萌芽期と摘採期は「さえみどり」と「やぶきた」の間に入るやや早生であり、樹姿はやや開張型で樹勢が強い。
  • 「さえあかり」の生葉収量は全ての茶期で「やぶきた」や「さえみどり」より多く、一番茶の製茶品質は「さえみどり」と同等で、「やぶきた」より優れる。製茶品質の特長として、外観は細よれ、鮮緑であり、「さえみどり」様の品種香とうま味を有する。また、二番茶と三番茶の製茶品質は「やぶきた」や「さえみどり」より優れる。
  • 「さえあかり」の耐寒性は、赤枯れ抵抗性に関しては「やぶきた」よりやや劣り、「さえみどり」よりやや強い。裂傷型凍害抵抗性に関しては「やぶきた」と同程度で「中」である。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
24796
(2010年4月 8日)
2010年7月21日 22070
(2012年11月14日)
30年
(満了日:2042年11月14日)
交配組み合わせ 旧系統名
Z1×さえみどり 枕崎30号

栽培適地

静岡以南の温暖地から暖地での栽培に適する。