品種詳細

とまと中間母本農9号

'とまと中間母本農9号'は青枯病に対して台木用品種'LS89'と同等ないしやや劣る強度抵抗性を有し、果色が桃色、果重が160~200gの生食用大玉トマトである。本中間母本はトマトの青枯病抵抗性品種育成の育種素材として利用できる。

主要特性

  • 青枯病抵抗性は市販の生食用品種や主要な台木用品種の'影武者'よりも強く、青枯病強度抵抗性の台木用品種'LS89'と同等ないしやや劣る。
  • り病性品種とのF1は両親の中間値よりも弱い抵抗性を示し、そのF2世代では'とまと中間母本農9号'と同等の抵抗性個体の出現が認められる。抵抗性は比較的少数の複数遺伝子支配である。なお、抵抗性と果実の大きさ、色、形、果実の揃い等の主要な一般形質との間に連鎖は認められない。
  • 果色は桃色で、やや偏球形、平均果重は160~200gであり、生食用大玉品種としての要件を備えている。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
12645
(2000年7月10日)
2000年12月22日 12207
(2004年8月18日)
20年
(満了日:2024年8月18日)
交配組み合わせ 旧系統名

育成経過

昭和60年に'金剛'と'FV(12)-2-13-1-1-1'とを交雑し、青枯病抵抗性についてF4世代まで選抜を続 けた。F4世代の'TBwf04D-3-11'に大果で青枯病に中程度の抵抗性を有する'LS1811-2'を交雑し、抵抗性と果実形質について選抜を続 け、平成8年にF7世代で、当初の目的にほぼかなった系統を得た。本系統は'トマト安濃6号'の系統名で平成9~11年にわたり特性検定試験を実施した結 果、青枯病抵抗性素材としての優秀性が認められたので、中間母本登録を行う。