品種詳細

JNK-1

飼料用ソルガムの品種「JNK-1」は、早晩性が"早生"の自殖系統で、茎の糖含量が高く、紫斑点病抵抗性が強く、一代雑種(F1)品種の花粉親として利用できます。

主要特性

「JNK-1」は、「千斤白(茎は乾性、初期生育に優れる、紫斑点病抵抗性)×SIL-05(高糖性、紫斑点病抵抗性)」を母材とし、高糖性および耐倒伏性等で選抜して育成した自殖系統です。

  1. 初期草丈は、主要な高糖性自殖品種(ブロモ、SIL-05)より高く、初期生育に優れる「JN503」並です。
  2. 早晩性は早生に属する。稈長は約2mの中稈、稈径は11.6mm、茎は汁性、Brixは高糖性自殖品種と同程度です。
  3. 紫斑点病抵抗性は「強」で、大きな病斑は認められません。

活用面・留意点

  1. 高糖性ソルガムのため、高糖性ソルゴー型ソルガムの花粉親系統として利用できます。

JNK-1
JNK-1

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
32118
(2017年5月11日)
2017年8月18日

交配組み合わせ 旧系統名