品種詳細

Ho120

「Ho120」は、北農研で選抜したS3世代のデント系列系統「302101」と北農研育成デント系列自殖系統「Ho92」とのF1系統を種子親、北農研育成デント系列自殖系統「Ho96」を花粉親として交配した三系交配系統を母材として育成されたデント系列自殖系統で、早晩性は"かなり早生"で、耐倒伏性に優れ、組合せ能力および採種性が高い。本系統は、寒地向きF1品種育成のための親系統としての利用が期待される。

主要特性

  • 粒質は"ややフリント"、早晩性は"かなり早生"に属する。
  • 根系強度は「Ho87」よりも強いことから、耐倒伏性は"極強"レベルであると判断される。
  • すす紋病抵抗性は"中"、ごま葉枯病抵抗性は"中"である。黒穂病の自然発病は「Ho87」より低く「Ho90」と同程度である。根腐病の自然発病は認められず、実用的に問題ないレベルと判断される。
  • 本系統を片親とする単交雑F1組合せの平均乾物収量は同熟期の普及品種「デュカス」に近い水準にある。
  • 採種性は、放任受粉下での採種量が実収量で45.5kg/aで種子親として利用されている「Ho87」より多い。花粉飛散程度は"中"である。
  • 穂芯長は「Ho87」より短く「Ho90」並で、雌穂径は「Ho87」並で「Ho90」より太く、雌穂の粒列数は平均13.2列である。雄穂の一次枝梗の数は平均4.7であり、「Ho87」より少なく「Ho90」より多い。稈長は「Ho87」並で「Ho90」よりも高く、着雌穂高は「Ho87」「Ho90」より高い。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
34684
(2020年4月28日)
2020年7月16日

交配組み合わせ 旧系統名
(302101×Ho92) / Ho96 Ho120