品種詳細

Ho131

「Ho131」は、ヨーロッパから導入されたF1品種とフリント系列由来の国内育成自殖系統等を用いて北海道農業研究センターで育成したフリント系列改良集団「EF07」を母材として育成されたフリント系列自殖系統で、早晩性は"極早生"、耐倒伏性、病害抵抗性などに優れている。本系統は、寒地向きF1品種育成のための親系統としての利用が期待される。

主要特性

  • 粒質は"フリント"、早晩性は"極早生"に属する。
  • 根系強度は「Ho87」「To85」よりも強いことから、耐倒伏性は"極強"レベルと判断される。
  • すす紋病抵抗性は"中"、ごま葉枯病抵抗性は"やや弱"である。黒穂病の自然発病は「Ho87」より低い。根腐病の自然発病は認められず、実用的に問題ないレベルと判断される。
  • 本系統を片親とする単交雑F1組合せの平均乾物収量は同熟期の普及品種よりやや低い水準にあるが、絹糸抽出期は早い。
  • 採種性は、放任受粉下での採種量が実収量で31.7kg/aで種子親として利用されている「Ho87」より少なく、花粉親として利用されている「To85」と同等である。花粉飛散程度は"中"である。
  • 穂芯長は「Ho87」「To85」より短く、雌穂径は「Ho87」より細く「To85」と同程度で、雌穂の粒列数は平均10.8列である。雄穂の一次枝梗の数は平均8.8であり、「Ho87」と同程度で、「To85」より少ない。稈長は「Ho87」「To85」より低く、着雌穂高は「Ho87」と同程度で、「To85」より低い。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
34685
(2020年4月28日)
2020年7月16日

交配組み合わせ 旧系統名
EF07 / EF07 Ho131