品種

飼料作物の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
飼料作物
フェストロリウム属(x Festulolium Aschers.et Graebn.)
東北1号 2009年9月24日 国内で初めて、寒冷地の転作田等での採草利用に向く新牧草フェストロリウムの新品種を育成しました。「東北1号」は寒冷地での越冬性、耐湿性に優れる多年生牧草で、既存の導入品種に比べて消化性が高く、多収です。
飼料作物
メドウフェスク種(Festuca pratensis Huds.)
まきばさかえ 2009年9月24日 メドウフェスク「まきばさかえ」は、北海道東部の土壌凍結地帯に適した放牧用の優良品種です。雪腐病抵抗性の強化により、雪解け後の生育が安定して優れ、短い草丈で利用する集約放牧を想定した栽培下での収量は従来品種より春季と秋季ともに優れます。飼料自給率を高め、低コスト生産を目指す集約放牧の拡大に貢献します。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
たちぴりか 2009年8月18日 気象条件が厳しい根釧・道北地域向きの品種です。すす紋病に強く、倒伏が少なく、収量に占める雌穂(実)の割合が高い品種です。草地酪農地帯での安定栽培が可能で、飼料自給率の向上に貢献します。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
Ho90 2009年8月18日 サイレージ用トウモロコシ一代雑種の親品種である自殖系統「Ho90」(エイチオーキュウジュウ)は、早生のフリント種で、組合せ能力が高く、耐倒伏性およびすす紋病抵抗性に優れ、一代雑種品種の親系統として利用できる。
飼料作物
ソルガム属(Sorghum Moench)
SIL-05 2008年8月26日 スイートソルガム「SIL-05」は糖生産力に優れる純系系統で、既存の高糖性品種に比べ日当り糖収量が131%、糖収量が118%と高い。アルコール原料用のほか、一代雑種の親自殖系統として飼料用品種の育成に用いることができる。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
Ho95 2008年8月26日 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho95」(エイチオーキュウジュウゴ)は、晩生のフリント種で、初期生育、すす紋病抵抗性、ごま葉枯病抵抗性および耐倒伏性に優れ、デント種との組合せ能力が高く、一代雑種品種の親系統として利用できる。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
北交65号 2008年8月26日 「北交65号」は北海道では"晩生の早"、東北地域では"早生"に属し、同熟期の標準品種と比較して、乾物中のTDN含量が2~2.5ポイント高い。TDN収量は北海道では同等で、東北地方ではやや高く、初期生育、耐倒伏性およびすす紋病抵抗性に優れている。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
Ho102 2008年8月26日 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho102」(エイチオーヒャクニ)は、極晩生のデント種で、耐倒伏性とすす紋病抵抗性が強く、組合せ能力が高く、採種性に優れる。一代雑種品種の親系統として利用できる。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
なつむすめ 2008年8月26日 トウモロコシ新品種「なつむすめ」は、晩播・夏播き用品種で、南方さび病に極めて強く、耐倒伏性に優れ、乾物収量および乾雌穂重割合が高く、TDN含量、TDN収量ともに高い。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
Mi91 2008年8月26日 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Mi91」(エムアイキュウジュウイチ)は、"中生の晩"のフリント種で、ごま葉枯病抵抗性と耐倒伏性に優れ、組合せ能力が高い。「Mi91」を種子親とする一代雑種は、南方さび病に強く、TDN収量が高い。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
Mi101 2008年8月 5日 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Mi101」(エムアイヒャクイチ)は、中生のセミデント種で、耐倒伏性に優れ、組合せ能力が高い。耐倒伏性に優れる春播き用の一代雑種の親系統および晩播・夏播き用の一代雑種の親系統として利用できる。
飼料作物
イタリアンライグラス亜種(Lolium multiflorum Lam. ssp. italicum (A. Br.) Volkart)
イタリアンライグラス中間母本農2号 2008年2月19日 「イタリアンライグラス中間母本農2号」は、DNAマーカーを用いて特定された冠さび病抵抗性主働遺伝子LmPc3 をホモに持つ。冠さび病抵抗性が極強であり、遺伝子頻度が100%であるため、交雑次代が全て抵抗性になり、抵抗性を付与する効果が高い。
飼料作物
シバ属(Zoysia Willd.)
シバ中間母本農1号 2007年12月21日 「シバ中間母本農1号」は生長点から誘導したカルスから再分化し、同じ遺伝子型のカルス・再分化個体を大量に得ることができるので組換え体開発に有用である。シバさび病に顕著な罹病性を示すため、病害抵抗性の研究材料としても使うことができる。
飼料作物
オーチャードグラス種(Dactylis glomerata L.)
まきばたろう 2007年12月21日 オーチャードグラス「まきばたろう」は、収量性、病害抵抗性、永続性および季節生産性に優れる中生系統である。東北北部から九州高標高地まで広範囲の地域に適応し、放牧・採草兼用品種として広く普及が見込まれる。
飼料作物
エンバク種(Avena sativa L.)
九州16号 2007年12月21日 エンバク「九州16号」は、耐倒伏性と冠さび病抵抗性が改良された品種である。既存品種よりも耐倒伏性に優れ、降雨による倒伏に強い。
飼料作物
エンバク種(Avena sativa L.)
九州15号 2007年12月21日 エンバク「九州15号」は、出穂性、耐倒伏性、冠さび病抵抗性が改良された品種である。既存品種よりも出穂が早く、九州の低標高地で9月下旬に播種しても年内の出穂程度が高く多収である。
飼料作物
エンバク種(Avena sativa L.)
九州14号 2007年12月21日 エンバク「九州14号」は、出穂性、耐倒伏性、冠さび病抵抗性が改良された品種である。既存品種よりも出穂が早く、9月下旬に播種しても年内の出穂程度が高く、多収である。
飼料作物
イタリアンライグラス亜種(Lolium multiflorum Lam. ssp. italicum (A. Br.) Volkart)
イタリアンライグラス中間母本農1号 2007年12月 5日 「イタリアンライグラス中間母本農1号」はイタリアンライグラスうどんこ病抵抗性が非常に強く、感受性品種に交雑すると抵抗性が向上し、その遺伝性は高い。「イタリアンライグラス中間母本農1号」はイタリアンライグラスの主力である2倍体の早生系統であり、うどんこ病抵抗性の育種母材として利用が期待できる。
飼料作物
イタリアンライグラス亜種(Lolium multiflorum Lam. ssp. italicum (A. Br.) Volkart)
エムエスアイビーワン 2006年11月17日 「エムエスアイビーワン」は、花粉を飛散させない(雄性不稔)個体の割合が高い品種「エムエスアイエイワン」の採種のための雄性不稔維持系統である。
飼料作物
イタリアンライグラス亜種(Lolium multiflorum Lam. ssp. italicum (A. Br.) Volkart)
エムエスアイエイワン 2006年11月17日 イタリアンライグラス「エムエスアイエイワン」は、花粉を飛散させない(雄性不稔)個体の割合が約90%と高く、花粉症のアレルゲンになりにくい。
飼料作物
イタリアンライグラス亜種(Lolium multiflorum Lam. ssp. italicum (A. Br.) Volkart)
優春 2006年10月23日 「優春」は、硝酸態窒素、カリウム含量が他の早生品種と同程度かやや低い。出穂始日は「タチワセ」と同程度、収量は「ワセアオバ」よりやや低い。耐倒伏性は「タチワセ」より優れる。東北南部から九州地域までの積雪の少ない地域での利用が期待される。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
To85 2006年6月21日 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「To85」(ティーオーハチジュウゴ)は、極早生のフリント種で、初期生育とすす紋病抵抗性に優れ、組合せ能力が高く、一代雑種品種の親系統として利用できる。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
CHU44 2006年6月21日 サイレージ用とうもろこしの親自殖系統「CHU44」(シーエイチユーヨンジュウヨン)を育成しました。本品種は中生のフリント種で、ごま葉枯病抵抗性、すす紋病抵抗性および耐倒伏性が強く、一代雑種品種の親品種として利用できます。
飼料作物
オーチャードグラス種(Dactylis glomerata L.)
はるねみどり 2006年3月 7日 オーチャードグラス「はるねみどり」は、早生で越冬性に優れる。1番草と4番草が多収で、早春から晩秋まで利用できる。3年目収量は高い。北海道および東北北部に適応し、採草・放牧に利用できる。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
きたちから 2006年3月 7日 寒地向きサイレージ用トウモロコシのF1品種「きたちから」は、"中生の早"の熟期で、北海道の道央北部、十勝中部および網走内陸部の気象条件が良好な地域を適地とする。本品種は、耐倒伏性が強く、多収で、収穫時の乾物率が高い。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
Ho68 2006年3月 7日 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho68」(エイチオーロクジュウハチ)は、"中生の晩"のデント種で、耐倒伏性、すす紋病抵抗性および採種性に優れ、組合せ能力が高く、一代雑種品種の親系統として利用できる。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
Ho87 2006年3月 7日 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho87」(エイチオーハチジュウナナ)は、極早生のフリント種で、耐倒伏性と採種性に優れ、組合せ能力が高く、一代雑種品種の親系統として利用できる。
飼料作物
トウモロコシ種(Zea mays L.)
Na65 2006年3月 7日 サイレージ用トウモロコシのF1親自殖系統「Na65」(エヌエーロクジュウゴ)を育成した。本系統はやや晩生のデント種で、ごま葉枯病と紋枯病に対する抵抗性に優れており、採種性が良い。一代雑種品種の親系統として利用できる。
飼料作物
トールフェスク種(Festuca arundinacea Schreb.)
ウシブエ 2006年3月 7日 ト-ルフェスク「ウシブエ(九州10号)」は永続性、収量性に優れる中生品種である。九州から東北中部までの広範囲の地域に適応し、特に暖地の放牧草地等における永年的な高品質牧草生産に貢献出来る。
飼料作物
トールフェスク種(Festuca arundinacea Schreb.)
エムエスティワン 2005年6月23日 トールフェスク「エムエスティワン」は、花粉を飛散させないため花粉症を引き起こさない品種として、「道路法面保護・緑化」・「公園緑地」などでの利用が期待される。

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