品種

西日本農業研究センターの品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
姫ごのみ環1号 2022年9月 8日
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
はれごころ 2021年9月16日
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
つきはやか 2020年9月29日 縞葉枯病に強いイネWCS(イネ発酵粗飼料)専用の早生品種で、これまでイネWCS専用品種の栽培が困難であった東北地域での普及が期待できます。また、これまでの晩生品種と栽培を組み合わせることで、移植や収穫作業の分散や良質な飼料の増産が図れます。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
すみさやか 2020年6月29日 子実中の青臭みの原因となる酵素であるリポキシゲナーゼおよびえぐ味の原因とされるグループAアセチルサポニンを欠失しており、本品種を原料とした豆乳は青臭みやえぐ味が少なく、すっきりした味わいです。成熟期、草姿、収量および品質等の特性は豆腐用の主力品種である「フクユタカ」に類似しています。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
つきあやか 2020年6月29日 縞葉枯病に強いイネWCS(イネ発酵粗飼料)専用の中生の品種で、既存の中生品種「たちあやか」の栽培が難しかった縞葉枯病多発地帯での普及が期待できます。また、これまでの晩生品種と栽培を組み合わせることで、移植や収穫作業の分散や良質な飼料の増産が図れます。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
ダイキンボシ 2020年1月23日 「ダイキンボシ」は、「イチバンボシ」と同程度の早生で、10cm程度長稈で、安定的に多収なウルチ性の六条裸麦である。うどんこ病に抵抗性である。硝子率が低く、精麦白度が極めて高く、砕粒率が低いなど、原麦・精麦品質に優れる。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
ハルアカネ 2020年1月23日 「ハルアカネ」は、「イチバンボシ」より穂長が1cm程度長く、約2割多収で、精麦白度が高く高品質な早生の六条裸麦である。うるち性であるがβ-グルカン含量がやや多く、穀粒硬度が高いため搗精(とうせい)時間は長いが、砕粒率が低い。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
さとのつき 2019年10月 1日 多収で、米のアミロース含有率が低い水稲品種です。「ヒノヒカリ」と比較して、2割程度多収で、米のアミロース含有率は11%程度です。「ヒノヒカリ」より成熟期が4日ほど遅く、耐倒伏性が強く、縞葉枯病にも強い特徴があります。多収性を活かし、業務用としての利用が期待されます。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
はるみずき 2019年2月13日 「はるみずき」は早生で稈長が短く、耐倒伏性に優れたパン用品種です。西日本の主要なパン用品種「せときらら」より子実のタンパク質含有率が高く、小麦粉の生地物性が強く、製パン性に優れます。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
みなみのやわら 2019年2月13日
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
フクミファイバー 2019年2月13日 「フクミファイバー」は、amo1遺伝子とアミロース欠失のもち性遺伝子(wax)を併せ持ち、β-グルカン含量が極めて高い六条裸麦です。整粒収量が高く、プロアントシアニジン欠失遺伝子(ant28)も有し、炊飯保温後の色相変化が少ない品種です。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
つきことか 2018年8月14日 イネ発酵粗飼料(WCS1))用品種で、茎葉収量がWCS用従来品種の「たちすずか」より2~3割高く、また晩植栽培でも籾(もみ)の割合が増えず茎葉部を多く収穫できるのが特長です。「たちすずか」と同様に糖含有率が高く、良質なWCSが生産できます。他のWCS用品種と組み合わせて作付けすることで、移植や収穫作業の分散や良質な飼料の増産が図れます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
恋初めし 2018年8月14日 「きぬむすめ」より収穫期がやや遅い"やや晩生"で多収の良食味水稲新品種です。収量は、「きぬむすめ」と比較して、2割程度多収です。玄米千粒重は24g程度で、やや大粒です。穂いもちと縞葉枯病に強い特長があります。多収性を活かし、業務用としての利用が期待されます。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
びわほなみ 2018年2月23日 「びわほなみ」は温暖地西部向けの日本めん用品種です。「農林61号」や「シロガネコムギ」に比べ収量が1割以上多い多収品種で、製粉性に優れます。アミロース含有率がやや低く、なめらかでモチモチとした食感のうどんが作れます。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
長崎御島 2017年5月25日 長崎県と共同育成した六条裸麦新品種「長崎御島」は、「御島裸」と比較して、出穂期で7日、成熟期で5日程度の早生で、短稈で倒伏に強く成熟期の稈の折れが少ない。整粒歩合が高く多収である。精麦品質は類似しており、麦味噌原料に適する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
つきすずか 2016年9月 9日 「つきすずか」は、「たちすずか」と同様に牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、サイレージ発酵に必要な糖含量が高い。縞葉枯病に抵抗性であるため、稲麦二毛作地帯などの縞葉枯病が発生しやすい地域での稲発酵粗飼料生産に適する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ふくのこ 2016年9月 9日 「ふくのこ」は温暖地西部において"やや晩生"に属し、縞葉枯病抵抗性を有する高アミロース米品種である。アミロース含有率が27%程度で、製麺適性が高い。日本型品種の粒形であり、一般的な食用米と同じ方法で調製を行うことができる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
みなちから 2016年6月28日 「みなちから」は、温暖地西部において出穂期は"中生"、成熟期は"やや晩生"に属する縞葉枯病抵抗性の粳系統である。大粒で玄米外観品質が劣り、一般食用品種との識別性がある。短稈で耐倒伏性に優れ、粗玄米収量が多いため飼料用米生産に適する。
食用作物
デュラム小麦(Triticum turgidum L. subsp. durum (Desf.) Husn.)
セトデュール 2016年2月26日 「セトデュール」は日本で初めてのデュラム小麦品種で種子が硬くセモリナ粉(粗挽き粉)が多く取れ、パスタ加工適性に優れる。赤かび病に弱く、成熟期がやや遅く、穂発芽し易いため栽培適地は瀬戸内地域である。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
さちかおり 2015年6月26日 「さちかおり」は早生で稈長がやや短く耐倒伏性のパン用硬質小麦です。穂発芽性がやや難で、容積重が大きい品種です。アミロース含量はやや低く、穀粒硬度が高い特性です。生地の力は「ミナミノカオリ」よりやや弱く準強力的でフランスパン適性があります。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
恋の予感 2014年10月 7日 「恋の予感」は温暖地西部において中晩生熟期の粳系統で、高温登熟性に優れ、良食味・多収であり、縞葉枯病に抵抗性で穂いもちにも強い。温暖地西部における主食用品種としての作付けが期待される。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
たつまろ 2014年9月18日 成熟期が近畿中国地域の主力品種「サチユタカ」と同程度の中生品種ですが、倒伏の発生が少なく、莢がはじけにくい特性を持ち、より多い収量が期待できます。子実は、白目・中小粒でタンパク含量が高く、醤油の醸造に適しています。ダイズモザイクウイルスの感染による褐斑粒の発生や種子伝染に対して抵抗性を有し、子実の外観品質の低下を防ぎます。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
こがねさやか 2014年9月18日 大豆の青臭みの原因となる酵素のリポキシゲナーゼをすべて欠失しています。その特性を利用して、風味を生かした豆腐や青臭みの無い豆乳が製造できます。子実は白目・中粒でタンパク質含量がやや高く、醤油や味噌の醸造にも適しています。成熟期が近畿中国地域の主力品種「サチユタカ」と同程度の中生品種ですが、青立ちの発生が少なく、より多い収量が期待できます。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
せときらら 2013年2月25日 「せときらら」は日本めん用小麦「ふくほのか」に製パン性に関わる遺伝子を導入したパン用小麦で温暖地の栽培に適する。製パン性に優れるが、多収のためタンパク質含有率を高める栽培が必要となる。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
みのりのちから 2013年2月 1日 「みのりのちから」は秋まきの超強力小麦です。耐倒伏性はやや劣りますが、多収で、中華めんに適します。栽培に当たっては、倒伏させないよう、窒素肥料の施与法に注意が必要です。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
ハルヒメボシ 2012年6月19日 六条裸麦新品種「ハルヒメボシ」は早生で穂が長く多収である。倒伏に強く成熟期以降の中折れも発生しにくい。従来品種よりも硝子粒の発生率が低い。原麦および精麦白度が高く、味噌加工適性を有する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
たちあやか 2012年6月19日 「たちあやか」は「たちすずか」と比較し出穂期が2週間程度早い「中生の早」であり、熟期の近い「ホシアオバ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、糖含有率が高いため、稲発酵粗飼料専用の稲品種として適する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
はいごころ 2012年6月19日 水稲「はいごころ」は温暖地西部において中晩生熟期の低アミロース巨大胚系統である。γ-アミノ酪酸(GABA)の含量が多く、温暖地向きの巨大胚品種「はいいぶき」よりも収量性、苗立ち性および食味に優れる。米粉パンとしての利用も可能である。
野菜
レタス種(Lactuca sativa L.)
ウインターパワー 2012年3月16日 「ウインターパワー」は近年発病時期が早まっているレタスビックベイン病に対応するために育成した年末年始どりの抵抗性新品種で、レタスビックベイン病抵抗性品種の中でも抵抗性の強い品種です。また、生育が旺盛で品質のよい大玉のレタスが収穫できます。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
あきまろ 2011年10月 7日 「あきまろ」は晩播栽培(7月播種)において多収で、淡色味噌の原料に適した大豆品種です。収量・品種の低下の原因であるダイズモザイク病に抵抗を示します。また、最下位の莢が着生する位置が高いためコンバイン収穫時に土が混入しにくく、汚粒発生を軽減できます。

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