育成系統詳細

北陸208号

特性の概要

  • 北陸208号の出穂期および成熟期は、「あきたこまち」よりも2日程早く、育成地では“極早生”に属する粳種である。
  • 移植時の苗丈は“中”、葉色は“中”、葉身形状は“立”である。
  • 成熟期の稈長は「あきたこまち」より11cm程短く、“短”である。
  • 「あきたこまち」と比較して穂長はやや長く“中”、穂数はやや多く“中”で、草型は“中間型”である。
  • 耐倒伏性は“やや強”である。
  • 粒着は“中”で、芒は無く、ふ先色・ふ色は“黄白”である。
  • 脱粒性は“難”である。
  • 千粒重は「あきたこまち」と同程度で、“中”であり、玄米品質は「あきたこまち」と同程度であり、「ハナエチゼン」より良質である。
  • 食味は「あきたこまち」、「ハナエチゼン」に優り、「コシヒカリ」と同等の極良食味で、収量性は「あきたこまち」よりやや多収である。
  • 麦跡を想定した晩植栽培における北陸208号の出穂期は、「あきたこまち」より1日程遅く、北陸地方での晩限とされる普通期栽培の「日本晴」並であり、成熟期は「あきたこまち」より2日程遅い。晩植時の玄米品質は「あきたこまち」より劣るが、ハナエチゼンに優り、収量性は「あきたこまち」より多収である。
  • いもち病真性抵抗性遺伝子型は“Pia,Pii,Pik”と推定され、葉いもち圃場抵抗性は“中“、穂いもち圃場抵抗性は“やや強”である。
  • 縞葉枯病に対しては”罹病性”を示す。穂発芽性は“極難”である。
  • 障害型耐冷性は“強”である。
  • 高温登熟性は”強“である。
栽培適地 育成系統年 用途 主要特性
東北中南部、北陸および関東以西の地域 2005年1月 1日 一般食用 日本晴熟期、良質・良食味、多収

特許の利用方法