育成系統情報

中国158号

特性の概要

  • 製粉性(篩抜け)の優れる日本めん用硬質小麦を目指して育成した系統であるが、グルテンがやや強いため、うどんのみならずそうめんや中華めんにも適し、パン用としても使える。
  • 播性IIで、シロガネコムギ、チクゴイズミ、ふくさやかと同程度の早生種である。
  • 稈長はシロガネコムギより長くふくさやか並の短稈で、穂長はやや長い。白ふである。
  • 容積重はやや大、千粒重はやや小、収量は農林61号と同程度である。
  • 穂発芽性は“やや難”、赤かび病には“中”、赤さび病には“やや弱”、うどんこ病(広島県、長崎県のレース)には“強”である。
  • 製粉歩留とミリングスコアが高い。
  • 小麦粉の色は明るく、黄色みは小さい。
  • やや低アミロースでめんの食感(粘弾性)が優れる。
  • 生地物性は農林61号より強く、強めの中力である。
  • めん用硬質系統「中国155号」「中国157号」と比べると生地物性が強く、粉色の黄色みが少なく、めんの味(甘み)が弱い。
  • 製パン適性はミナミノカオリより劣るもののニシノカオリより優れる。
  • 葉身に特異的な黒くて小さな斑点を生じる。
栽培適地 育成系統年 用途 主要特性
関東,東海,近畿,中国,四国,九州 2007年1月 1日 めん用 パン用 硬質、やや低アミロース、早生、短稈