平成28年熊本地震農業被害からの復旧・復興のための参考技術情報

排水不良圃場での大豆の出芽不良を低減する技術

  • 平成28年熊本地震により、一部の被災農地では作目の変更が想定されます。排水不良の水田転換畑での大豆作では湿害による出芽不良が大きな問題となります。本資料では、地震被災地域の排水不良圃場で大豆を播種する際に、湿害を軽減できる技術を紹介します。
  • 出芽不良の主要な原因の一つがダイズ茎疫病菌であるため、茎疫病の登録薬剤[チアメトキサム・フルジオキソニル・メタラキシルM水和剤(約1500円/10a)、シアゾファミド水和剤(約600円/10a)、2016年4月現在]で種子消毒を行うことで苗立ちが向上します。
  • 高い位置に播種することで湿害を回避する耕うん同時畦立て播種技術や小畦立て播種技術も出芽不良の低減に有効です。

図1 参考文献
1)加藤(2014)プロジェクト研究成果シリーズ、504:153-159.
2)細川(2011)農林水産技術研究ジャーナル、34(8):40-46.
3)高橋ら(2011)岩手農研セ研報、11:1-16.

表示ページ印刷
印刷用PDF [PDF:356KB]
法人番号 7050005005207