新たな食の創造に向けて-食のブランド・ニッポン2012-

ブランドニッポン2012の様子

私たちは、わが国の食料自給率の向上と食の安全・信頼の一層の確保を目指して研究開発に取り組んでいます。私たちの研究開発の成果である新食材や新技術を皆様に広くお知らせし、新たなビジネスにつなげて頂くため「食のブランド・ニッポン2012」を開催しました。
(日時:平成24年11月27日(火曜日)、場所:ホテル日航東京(東京都港区台場)、参加者:食品産業関係者等167名)

第I部 講演会・セミナー 15時00分~17時10分

基調講演 「調理の楽しみ-日本の食材、米と野菜をおいしく-」

調理科学研究の第一人者である昭和学院短期大学学長、日本調理科学会元会長 畑江 敬子氏に、加熱や調理による食材の変化を科学的な側面から捉えご講演いただきました。

畑江敬子氏写真

畑江 敬子 氏 プロフィール

理学博士、お茶の水女子大学名誉教授

日本調理科学会会長(平成16年~19年)、日本家政学会会長(平成18年~ 20年)、内閣府食品安全委員会委員(平成18年7月~ 24年6月)

美味しさをつくる科学「調理科学」を専門とし、「さしみの科学―おいしさのひみつ―」、「食と科学技術」など著書多数。

食材紹介セミナー

農研機構、森林総合研究所、国際農林水産業研究センターの研究者が、研究機関において開発した新食材を紹介しました。

  • 渋皮がポロっと剥けるクリ「ぽろたん」はこうして生まれた
    農研機構 果樹研究所 品種育成・病害虫研究領域 齋藤 寿広
  • 「やぶきた」への挑戦!! 栽培しやすく、高品質な緑茶「さえあかり」
    農研機構 野菜茶業研究所 茶業研究領域 根角 厚司
  • 国産小麦への期待に応える「銀河のちから」と「ゆきはるか」
    農研機構 東北農業研究センター 畑作園芸研究領域 谷口 義則
  • 放牧地から食卓へ-周年放牧による褐毛和種(あか牛)赤身牛肉-
    農研機構 九州沖縄農業研究センター 畜産草地研究領域 山田 明央
  • 新しいきのこの魅力
    森林総合研究所 きのこ研究室長 根田 仁
  • 山育ちの海産エビ「バナメイ」、熱帯果実ピーチパイン「ソフトタッチ」、夏でもとれるしかくまめ「ウリズン」
    国際農林水産業研究センター 企画調整部長 江川 宜伸

第II部 交流会 17時30分~19時00分

主催研究機関が研究開発した食材を素材として、ホテル日航東京のシェフの皆さんが仕立てた和・洋・中のすばらしい創作料理を、参加者の皆様にご試食いただきました。その際、各シェフから食材の特長と創作料理についてご説明いただきました。

また、料理の素材となった農林水産物の紹介パネルを会場に展示し、研究者から研究成果を皆様に御説明するとともに、意見交換を行いました。

会場の様子

基調講演
(基調講演)米や野菜の調理方法や美味しさの感じ方の違いについて外国との比較もまじえご講演いただきました。参加者アンケートからは「大変参考になった」等の感想が寄せられました。

シェフの食材・創作料理説明
(シェフの食材・創作料理説明)齋藤英輔 統括料理長をはじめとするシェフによる食材・創作料理説明はブランド・ニッポンの一つのハイライトとなっており、多くの参加者が熱心に聞き入りました。
なお、今回のブランド・ニッポンには、初代「料理の鉄人」として知られる石鍋 裕 氏(写真右端)にも御参加いただきました。

試食・試飲
(試食・試飲)日本料理9品、西洋料理11品、中国料理6品の創作料理をブッフェスタイルで参加者の皆様にご試食いただきました。また、育成品種等を素材とした5種類のお酒、3種類のお茶を試飲していただきました。

食材紹介パネル展示場での説明
 (食材紹介パネル展示場での説明)創作料理に使用された31品目の食材、8種類の飲み物について食材紹介パネルと説明者を配置し、各品目に関心のある参加者に研究者等から説明を行いました。品種の特長、入手方法など様々なやりとりが行われていました。

主催

後援

農林水産省

法人番号 7050005005207