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「化学農薬依存から抜け出す微小害虫アザミウマ類の新規物理的・生物的防除技術の創造」 開催要領

情報公開日:2012年2月 1日 (水曜日)

1.目的

近年、既存農薬では歯が立たない殺虫剤耐性のアザミウマ類が顕在化してきた。それらを防除するためには、化学農薬に依存した防除体系から脱却し、環境保全に軸足を置く物理的・生物的な防除体系へ移行することが効果的である。これまでに、アザミウマ類の視認性や誘引性などの生物学的な特性が解析され、徐々にではあるが防除技術への応用も試みられるようになってきた。それらアザミウマ類の特性を逆手にとった防除技術を創造することを目途に、これまで得られた学術情報を関係者間で共有するとともに現場課題解決への応用を目指した競争的研究資金獲得に向けた議論を行う。
環境保全型オープンラボでは、過去の二回のセミナーで参加者から発案された意見を元に、連携研究者登録制度や理化学研究所との共同事業を新設した。今回は、これら新事業設立で培った関東東海北陸17都県等との連携に基づき、その発展型としての具体的研究課題提案型のセミナーを開催することで、当オープンラボを活用したアザミウマ類防除技術開発の推進方策について参集者とともに展望する。

2.開催日時及び場所

日時

平成24年3月6日(火曜日)13時30分 ~ 平成24年3月7日(水曜日)12時

場所

中央農研・環境保全型病害虫防除技術開発共同実験棟(環境保全型オープンラボ)

3.参集範囲

関東東海北陸地域公設試の研究者、オープンラボ利用者又は利用予定の研究者等

4.内容

(1)開会

(2)セミナー

コーディネーター 病害虫研究領域 津田新哉
病害虫研究領域 下田武志

  • 物理的資材を用いた新たなアザミウマ類防除技術開発の可能性について
    • 「赤ネットを用いたネギアザミウマ防除 ~開発経緯と今後の展望~」
      神奈川県農業技術センター農業環境研究部 大矢武志
    • 「施設キュウリにおけるウイルス媒介虫の物理的防除の検討」
      群馬県農業技術センター園芸部 桑原克也
  • 生物特性を活用した新たなアザミウマ類防除技術開発の可能性について
    • 「植物の忌避および誘引性を利用した新規アザミウマ防除技術」
      中央農業総合研究センター病害虫研究領域 冨髙保弘
    • 「アザミウマの最近の話題と微小害虫の画期的防除技術の開発」
      宇都宮大学農学部 村井 保
  • 都県参加者からの報告
    • 各地域におけるアザミウマ類の虫害に関する現場課題と対応状況等についての報告と意見交換
  • 総合討論
    • アザミウマ類による虫害防除技術の現状と今後の展望
    • 現場課題の解決方法と競争的研究資金獲得に向けた相互連携の推進
  • 施設紹介
    施設見学、実験機器のデモ等
  • 個別協議
    中央農研研究者等との個別協議

5.参加申し込み

  • 参加を希望される方は、2月27日(月曜日)までにお申し込み下さい。
  • 申込書:申込書様式をご利用ください。
    メールでの申し込みの場合は、本文に所属、役職、氏名をご連絡いただければ結構です。
  • 申込先:独立行政法人 農研機構 中央農業総合研究センター企画管理部 山本、吉村 Tel:029-838-8509、7158
    (Fax、メールの送り先は申込書に明記されています)
法人番号 7050005005207