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3月水曜会(第672回)

情報公開日:2012年3月12日 (月曜日)

日時

平成24年3月14日(水曜日)13時30分~

場所

(独)農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所講堂
茨城県つくば市観音台3-1-5 (交通案内/会場案内(建物3))
Tel. : 029-838-7707(企画管理部業務推進室交流チーム)
Fax. : 029-838-7907

今回の水曜会は今年退職される方にご講演いただきます。
3月14日水曜日開催となっておりますのでご注意願います。
参加希望者の事前登録は不要、当日参加も可能です。多数のご来聴をお待ちしております。

-水曜会幹事-

内容

座長:國保健浩(動衛研)

家畜衛生試験場-動物衛生研究所・36年の雑感

犬丸茂樹(動衛研)

昭和51年、東京教育大学の農芸化学修士を修了、畜産試験場との違いもわからない状態で家畜衛生研究所に入って以来36年、留学させてもらった2年間と畜産試験場にいた2年間を除き家衛試-動衛研で過ごしてきた。

最初の8年間、馬伝染性貧血や牛白血病の診断法などをてがけるも、成果らしい成果は上がらずすっかり落ち込んでいたときに、英国オックスフォードにあるNERC Institute of virology への留学を世話して頂いた。人生の転機をあげるなら間違いなくこのときだった。良い指導者、良い仲間と新しい手技。全て順調だったわけではないが毎日が楽しい研究生活だった。この研究所でちょうど開発しつつあり成果があがりはじめていたのがバキュロウイルスの遺伝子発現系で、このおかげで学位もとることができ、以降30年近くにわたって世話になることになる。一方、平成2年10月から2年間畜産試験場に籍を置いたが、このとき当時の室長や部長のすすめでOECDのお金をいただき半年間英国Institute for Animal Health Pirblight laboratory に行かせてもらった。このときに取り組んだのが組換えサイトカインの生産で、これが2番目のバックボーンになる。その後プロジェクトなどには恵まれたが、さすがに研究者としての才能のなさを痛感し、それでも役に立てるのは何かと考えて始めたのが家畜のサイトカインを大量生産して研究や疾病防除に利用できるようにするということだった。これは、多くの方々の支持、協力をいただいたおかげでそれなりに成果もあり文部科学大臣の研究功績者表彰までいただく事となった。感謝にたえないところである。その後、バキュロウイルスと組換えサイトカインを軸にいろいろなところに顔を出すようになったが、一般的流れながら自分ではほとんど何もできない状態になってしまった。サイトカインを家畜疾病防除の現場に出せないうちに定年になってしまったが、まだしばらくは何らかのかたちでジタバタするつもりなので、温かい目で見て頂けたら有りがたいのだが。

法人番号 7050005005207