講演者
仲川 晃生 (農研機構 連携普及部 連携普及企画室長)
日時
2012年9月8日(土曜日)9時30分~10時30分
講演内容
京都府から兵庫県にまたがる旧丹波地域は,黒色大粒の丹波黒大豆の一大産地です。丹波黒大豆は,古くは江戸幕府にも献上された歴史を持つ,伝統産物としても有名です。とくに,お正月の煮豆には欠かすことが出来ませんが,最近は枝豆としての味の良さも知れ渡り,広く栽培され,和菓子などにも加工されています。しかし,連作が増えると大豆を株ごと枯らしてしまう立枯れ性の病害(黒根腐病,茎疫病など)が蔓延し,生産が頭打ちとなってしまいました。講演では,これら病害をやっつける性質を持ったカビ(拮抗菌)を用いた防除対策についてお話しします。
定員
約70名(事前の申し込み不要)
参加費
無料
場所
食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)
つくば市観音台3-1-1
問い合わせ先
情報広報課 Tel 090-2460-0423