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NIAS/NILGS合同シンポジウム「動物生殖技術研究の現状と今後の展望」

情報公開日:2013年1月25日 (金曜日)

開催趣旨

わが国における動物生殖技術研究は、旧農林水産省畜産試験場を中心とした研究勢力により、人工授精、非外科的な受精卵移植、体外受精および核移植などの先端技術が開発されてきました。このような研究開発の流れの中で、体細胞クローン技術が開発され、食品安全委員会による審査を終了したものの、生産効率が低いことが障害のひとつとなって実用化の目処がたっていません。このような状況下で、2012年のノーベル医学生理学賞はiPS細胞の山中博士とともに、家畜体細胞クローン技術開発の原点と云えるカエルの核移植を行ったガードン博士へ授与されました。これを、体細胞クローン技術等を再評価し、また、家畜生殖細胞・幹細胞技術の可能性を探る機会と捉え、関連した研究の現状を報告するとともに、今後の家畜生殖技術研究をどのように展開していくかについて議論を深めたいと思います。

開催日時

平成25年2月26日(火曜日)9時25分~16時40分

開催場所

つくば国際会議場(エポカルつくば) 中ホール300

主催

独立行政法人 農業生物資源研究所(NIAS)
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所(NILGS)

プログラム

  • 開会挨拶
    NIAS 担当理事 新保 博
  • 特別講演 1
    I 日本の畜産技術研究;すべては畜産試験場から始まった
        近畿大学 教授 角田幸雄
    II 生殖系列のリプログラミングはどこまで理解できたか -体細胞から生殖系列への転換-
        東京農業大学 教授 河野友宏
  • セッション 1
    1) ウシ体細胞クローン胚のエピジェネティクス特性とその人為的制御
        岩手大学 准教授 澤井 健
    2) 顕微授精 (ICSI) を利用した技術展開
        NIAS 上級研究員 菊地和弘
    3) 子ウシ精巣組織の異種間移植による配偶子形成
        NIAS ユニット長 徳永智之
    4) ウシ胚性幹細胞の利用技術の開発
        NIAS 主任研究員 古澤 軌
    5) 自己増殖能を有するブタES様細胞の特性
        NILGS 主任研究員 原口清輝
  • セッション 2
    1) ブタ体外生産胚の移植による子ブタ生産の現状と展望
        動物衛生研究所 (NIAH) 上席研究員 吉岡耕治
    2) Optimization of in vitro maturation and vitrification protocols for in vitro embryo production from fresh and cryopreserved porcine follicular oocytes
        NILGS 主任研究員 ソムファイ タマス
    3) OPU-IVF-ETによる効率的な子牛生産
        家畜改良センター (NLBC) 生産技術専門役 今井 敬
    4) ウシ卵母細胞の体外発育
        NILGS 上席研究員 平尾雄二
  • 質疑応答および討論
    北海道大学大学院 教授 高橋昌志
  • 特別講演 2
    III 家畜繁殖技術開発と実用化
        NILGS 領域長 永井 卓
  • 閉会挨拶
    NILGS 所長 土肥宏志

参加費

無料(事前登録不要)

事務局

NIAS 動物科学研究領域 動物発生分化研究ユニット   徳永智之(Tel 029-838-7384/tom@affrc.go.jp)
NILGS 家畜育種繁殖研究領域 家畜繁殖研究グループ 渡辺伸也(Tel 029-838-7382/shw@affrc.go.jp)

法人番号 7050005005207