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九州沖縄農業研究センター

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平成25年度九州沖縄地域マッチングフォーラム開催要領

情報公開日:2013年7月10日 (水曜日)

-地域の明日を拓く新品種の開発と普及-

  平成25年9月4日(水曜日)の 10時00分 より、『平成25年度九州沖縄地域マッチングフォーラム -地域の明日を拓く新品種の開発と普及-』を 立命館アジア太平洋大学 ミレニアムホール、教室棟アトリウム(大分県別府市 :地図) で開催いたします。

  入場は無料です。

開催趣旨

 地域農業の振興を目指し、農業現場のニーズを踏まえた研究の推進と、研究成果の現場等への迅速な普及を促進するため、生産者、農業団体、普及関係者、研究者が双方向の意見・情報交換を行う地域マッチングフォーラムを開催いたします。
  近年、消費者ニーズや流通形態の多様化等、新たな需要の創出が求められています。九州沖縄地域においては、独自品種の育成や地域協働による産地化が図られており、新品種の開発と速やかな普及による産地活性化の取り組みが共通の課題となっています。
  このため、今年度の地域マッチングフォーラムは「地域の明日を拓く新品種の開発と普及」をテーマとしました。本テーマのもと、研究者と生産者等の密接な連携により新たな技術の開発・普及が推進されている事例に関する研究者と生産者等の視点からの講演および総合討論を行います。

開催日時

平成25年9月4日(水曜日)  10時00分~16時00分

開催場所

〒874-8577 大分県別府市十文字原1-1
Tel 0977-78-1111
立命館アジア太平洋大学  ミレニアムホール、教室棟アトリウム

テーマ

「地域の明日を拓く新品種の開発と普及」

主催等

主催

農林水産省農林水産技術会議事務局、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構  九州沖縄農業研究センター、九州農業試験研究機関協議会

協賛

大分県、農林水産省九州農政局、公益社団法人  農林水産・食品産業技術振興協会

後援

JAグループ大分、大分県農業会議、大分県食料・農業・農村振興協議会、大分合同新聞社、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送

参加費

無料

参加申し込み

参加者を取りまとめの上、8月19日(月曜日)までに Fax でお申し込み下さい。

参加申込書

下記のファイルダウンロードよりダウンロードしてお使いください。

Fax送信先

Fax:096-242-7543
九州沖縄農業研究センター  広報普及室 あて

その他

当日の昼食斡旋について

当日の昼食は、E棟スチューデントユニオンの学食でお願いします。
ホール、F棟教室棟での飲食はできません。

実施内容

開会  10時00分

総合司会:九州沖縄農業研究センター 企画管理部長 (九州農業試験研究機関協議会事務局長)

挨拶  10時00分~10時20分

  • 農林水産省農林水産技術会議事務局長
  • 農研機構 九州沖縄農業研究センター 所長(九州農業試験研究機関協議会会長)
  • 大分県農林水産部長

研究成果発表

4課題を研究者と生産者等ペアで、技術の内容とその実践状況を発表してもらい、意見交換等の総合討論を行う。

10時30分~11時15分  (1) ねっとり極甘!さつまいも新品種「べにはるか」の産地づくり

  • 座長:農研機構九州沖縄農業研究センター  畑作研究領域長  小柳 敦史
  • 研究者:農研機構九州沖縄農業研究センター  畑作研究領域(サツマイモ育種)主任研究員  甲斐 由美
  • 生産者等:大分県農業協同組合  葉たばこ廃作対策センター長  原田 幸彦

  「べにはるか」は、良食味で外観も優れ、作りやすい青果用サツマイモ品種です。育成地では、掘り立てでも甘みがある「べにはるか」を、貯蔵前の甘み不足が問題となる「高系14号」の短所を補う品種として育成しました。しかし、大分県ではさらに工夫を加え、40日程度の貯蔵によって糖度を高めた「べにはるか」を「高糖度かんしょ」として既存の品種との差別化を図り、後に「甘太くん」と名付けてブランド化に成功しています。このようにいち早く着手した大分県や、「べにはるか」を青果用奨励品種として認定している鹿児島県だけでなく、熊本県や宮崎県、また茨城県や千葉県にも産地は広がっています。

11時15分~12時00分  (2) 消費者ニーズにあった新食感カンキツ新品種「大分果研4号」 の育成と産地化

  • 座長:農研機構果樹研究所  カンキツ研究口之津拠点 カンキツ研究調整監  塩谷 浩
  • 研究者:大分県農林水産研究指導センター 農業研究部 果樹グループ  カボス・中晩柑チーム 主幹研究員  信貴 竜人
  • 生産者等:前大分県柑橘研究会長  川野 英信

  温州みかんの「大津八号」にオレンジの香りを持つ「天草」の花粉を交配して、平成21年3月に「大分果研4号」として品種登録しました。ほのかなオレンジの香りがあり、多汁で果肉が軟らかく、まるでゼリーのようなとろける食感が特徴です。
  「ゼリーオレンジ・サンセレブ」の愛称で、県南地域を中心に導入が進み、出荷量は年々増加している現状にあります。平成24年度より「特選園」運動を行い、品種特性や栽培技術の理解を図っています。

昼食休憩(12時00分~13時00分)

12時30分~13時30分  パネルによる研究成果の紹介、展示コーナー

各県及び九州管内の独法機関より研究成果をパネル展示・紹介、技術相談

13時30分~14時15分  (3) 新たな需要を生み出す鉢物用わい性トルコギキョウ「チェリービー」 の育成と商品化

  • 座長:農研機構九州沖縄農業研究センター  水田作・園芸研究領域(イチゴ栽培研究)主任研究員  今村 仁
  • 研究者:大分県農林水産研究指導センター  農業研究部 花きグループ 花きチーム 主幹研究員  冨満 龍徳
  • 生産者等:大分県高級鉢花研究会  穴井亮輔

  「チェリービー」は大分県農林水産研究指導センター農業研究部花きグループで育成され、2011年5月に品種登録が認められた鉢物用わい性トルコギキョウです。市販品種と比較して、小輪で多花、草姿がコンパクト、摘心やわい化剤が不要など鉢物としてこれまでの品種にない優れた特徴を持っています。そこで、速やかな現地普及を図るため、栽培技術の検討や県内若手鉢花生産組織「大分県高級鉢花研究会」で現地試作を行い、2012年9月栽培指針(暫定)を策定しました。この栽培指針に基づき2012年10月から現地栽培を開始し、2013年2月から全国の主な鉢物市場に出荷を開始しています。
   本講演では「チェリービー」の育成と商品化の取り組みについて紹介します。

14時15分~15時10分  (4) 九州向きのおいしい黒大豆「クロダマル」を活かした6次産業化

  • 座長:農研機構九州沖縄農業研究センター  作物開発・利用研究領域長  須田 郁夫
  • 研究者:農研機構九州沖縄農業研究センター  作物開発・利用研究領域(農業経営研究)主任研究員  後藤 一寿
  • 生産者等:全国農業協同組合連合会大分県本部 営農農産部長  後藤 和伸
  • 生産者等:九州黒大豆プラットフォーム参加機関 千成堂会長  河口 哲雄

  九州沖縄農業研究センターでは、暖地向け黒大豆新品種「クロダマル」を育成し、実需者と生産者、行政機関との連携コンソーシアムによる産地化と商品化を進めています。クロダマルの特徴は、大粒で外観品質が良く、アントシアニン含量が高いと言った特徴を有しており、多くの企業が商品化に取り組んでいます。最も早くこの品種の産地化に取り組んだ大分県では、JAを中心に部会を設立し、産地化が進められています。このほか、熊本県、福岡県、佐賀県が栽培に取り組み、多くの6次産業化成功事例が生まれています。
  本シンポジウムでは、九州に新しい黒大豆ブランド産地を作ってきた活動の成果と、新しい普及組織として設立した「九州黒大豆プラットフォーム」の活動を中心に成功のポイントについて報告します。

15時10分~15時50分  総合討論

研究成果発表を踏まえた意見交換

15時50分~16時00分  閉会挨拶

九州農業試験研究機関  協議会  副会長(大分県農林水産研究指導センター長)

 

 

法人番号 7050005005207