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水曜会(第684回)

情報公開日:2014年5月20日 (火曜日)

日時

平成26年5月28日(水曜日)13時30分~

場所

(独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 講堂
茨城県つくば市観音台3-1-5 (交通案内/会場案内(建物3))
Tel: 029-838-7707(企画管理部 業務推進室 交流チーム)
Fax: 029-838-7907

今回は、農研機構 動物衛生研究所 動物疾病対策センター 伊藤 博哉さんによる発表です。
参加希望者の事前登録は不要、当日参加も可能です。多数のご来聴をお待ちしております。

内容

座長:小林 秀樹(動衛研)

デンマークの養豚産業における薬剤耐性菌の出現抑制の取組みの実態調査 (60分)

○伊藤 博哉 (動衛研)

「医療現場で重要な治療薬であるバンコマイシンに耐性の腸球菌は、バンコマイシンと化学構造が類似したアボパルシンを成長促進の目的で家畜・家禽に与えていたために出現したのではないか?」というデンマークの研究者の1990年代の報告をきっかけに、世界各国で家畜・家禽への薬剤使用削減及び薬剤耐性菌の出現抑制の取組みが行われてきている。演者は、家畜衛生対策推進協議会の依頼(平成24年度管理獣医師等育成支援事業予算)で、2012年9月にデンマークを訪問し、デンマークの養豚産業における薬剤使用削減の取り組みの実態調査を行ってきたので、その概要を紹介する。訪問先は、コペンハーゲンにある養豚研究情報センター及び飼料会社DLG、コペンハーゲン郊外にあるデンマーク工科大学/国立食品研究所、オーデンセ近郊の養豚開業獣医師のクリニックPorcus、ユトランド半島にある一貫経営の養豚農場及び薬局の計6箇所である。本発表では、調査で得られたデンマークにおける薬剤耐性菌の出現抑制の取組みのポイントである1獣医師の抗菌剤の販売禁止、2ジェネリック薬品の販売禁止、3Vetstat の設立、4イエローカード制、5DANMAP、6成長促進目的の抗菌剤や医療に重要なセファロスポリン系抗菌剤の自主的使用中止、7SPF 豚システム等について報告する。

法人番号 7050005005207