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九州沖縄農業研究センター

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平成26年度九州沖縄地域マッチングフォーラム開催要領

情報公開日:2014年7月30日 (水曜日)

-新品種・新技術で勝ち抜く攻めの農業-

  平成26年9月3日(水曜日)の 10時00分 より、『平成26年度九州沖縄地域マッチングフォーラム -新品種・新技術で勝ち抜く攻めの農業-』を九州大学医学部百年講堂(福岡県福岡市 :地図)で開催いたします。

  入場は無料です。

開催趣旨

 地域農業の振興を目指し、農業現場のニーズを踏まえた研究の推進と、研究成果の現場等への迅速な普及を促進するため、生産者、農業団体、普及関係者、研究者が双方向の意見・情報交換を行う地域マッチングフォーラムを開催いたします。
 近年、多様化する流通・消費の変化に対応した農産物の生産や安定供給が求められています。九州沖縄地域においては、新たな需要創出のための品種開発や販路拡大による農産物の競争力強化が図られており、消費者や実需者ニーズを反映した新品種・新技術の開発と速やかな普及が共通の課題となっています。
 このため、今年度の地域マッチングフォーラムは「新品種・新技術で勝ち抜く攻めの農業」をテーマとしました。本テーマのもと、研究者と生産者等の密接な連携により新たな技術の開発・普及が推進されている事例に関する研究者と生産者等の視点からの講演及び総合討論を行います。

開催日時

平成26年9月3日(水曜日)  10時00分~16時00分

開催場所

〒812-8582 福岡市東区馬出3丁目1番1号
Tel 092-642-6257
九州大学医学部百年講堂大ホール

テーマ

「新品種・新技術で勝ち抜く攻めの農業」

主催等

主催

農林水産省農林水産技術会議事務局、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構  九州沖縄農業研究センター、九州農業試験研究機関協議会

協賛

福岡県、農林水産省九州農政局、公益社団法人  農林水産・食品産業技術振興協会

後援

福岡県農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会福岡県本部、福岡県農業会議、(公財)福岡県農業振興推進機構、西日本新聞社、日本農業新聞九州支所、RKB毎日放送、九州朝日放送、テレビ西日本、TVQ九州放送、NHK福岡放送局、FBS福岡放送

参加費

無料

参加申し込み

参加者を取りまとめの上、8月18日(月曜日)までに Fax でお申し込み下さい。

参加申込書

下記のファイルダウンロードよりダウンロードしてお使いください。

Fax送信先

Fax:096-242-7543
九州沖縄農業研究センター  広報普及室 あて

その他

当日の昼食について

当日の昼食は、九州大学生協学生食堂でお願いします。

実施内容

総合司会:農研機構九州沖縄農業研究センター 企画管理部長

(1) 開会    10時00分~10時30分

(2) 挨拶

  • 農林水産省農林水産技術会議事務局長
  • 農研機構 九州沖縄農業研究センター 所長(九州農業試験研究機関協議会会長)
  • 福岡県農林水産部長

(3) 研究成果発表

1 魅力あるとんこつラーメンを目指して、福岡の小麦「ラー麦」    10時30分~11時20分

  • 座長:農研機構九州沖縄農業研究センター  水田作・園芸研究領域  中村和弘
  • 研究者:福岡県農林業総合試験場  農産部長  古庄 雅彦
  • 生産者等:福岡製粉倶楽部大陽製粉株式会社  取締役経営企画室長  中村 隆男
  • 生産者等:JA全農ふくれん麦部会  硬質麦研究会長  小金丸 満

  福岡県は北海道に次ぐ小麦生産地で、細麺の豚骨ラーメンによるラーメン文化が発達しています。しかし、生産する小麦はうどん用が主体で、ラーメン用は殆どを輸入に依存していました。そこで、小麦生産の活性化とラーメン文化の魅力向上を目指し、新たなラー メン用小麦の開発に取り組みました。育種年限を短縮できる半数体育種法の活用や、製粉企業と一体となったラーメン適性評価により、5年の短期間で「ラー麦」を育成しました。現在は、JA 全農ふくれん麦部会の中に硬質麦研究会が発足するなど、生産農家や実需者が一体となって普及定着に努めており、「ラー麦」の取扱は県内約120 店舗に広がっています。

2 高品質麦の安定生産のため、麦畑のやっかいな雑草「スズメノテッポウ」を上手に抑えよう    11時20分~12時10分

  • 座長:福岡県農林業総合試験場  農産部 大豆・品質チーム長  内川 修
  • 研究者:農研機構九州沖縄農業研究センター  水田作・園芸研究領域  大段 秀記
  • 生産者等:JA福岡大城大木支店営農経済課  石山安幸
  • 生産者等:日産化学工業株式会社  農業化学品事業部営業本部  堀口 顕司

  今まで使われてきた除草剤が効かなくなった麦作問題雑草のスズメノテッポウが広い範囲で発生し、麦の収量及び品質低下を引き起こしています。このスズメノテッポウを効果的に防除するための総合防除技術を開発しました。まず、スズメノテッポウの発生の特徴を利用して、麦播種前までにできるだけ多く発生させます。発生したスズメノテッポウを非選択性除草剤で防除すると土壌表層の種子の数は大きく減ります。減った状態をできるだけ崩さないように浅耕播種もしくは不耕起播種を行うと、播種後の発生量を大きく減らすことができます。特に浅耕播種は既存の機械でできることから、すぐに実践可能です。

昼食休憩 (12時10分~13時10分)

<パネルによる研究成果の紹介、技術相談> 12時40分~13時40分

九州沖縄各県や九州管内の独法機関の研究成果をパネルや現物で紹介します。

3 イチゴのより早い出荷、増収と省エネを両立、クラウン温度制御技術の低コスト化    13時40分~14時20分

  • 座長:農研機構九州沖縄農業研究センター  暖地野菜花き研究調整監  沖村 誠
  • 研究者:農研機構九州沖縄農業研究センター  水田作・園芸研究領域  壇 和弘
  • 生産者等:JA福岡八女広川支部  副部会長  山下 陽市

  クラウン温度制御技術は、成長点のあるクラウン部分に接触させたチューブに冷温水を通水することでクラウン部の温度を20°C前後に制御するものです。こうすると、高温期の花芽分化が促進され、低温期の草勢も良くなることから、増収と暖房コストの低減を実現 できます。チューブに流す水の温度調節には一般に市販のチラーを使いますが、ここでは、ヒートポンプチラーと暖房機排気ガス中の熱を回収する熱交換器を組み合わせたものや、地下水・湧水等の地域資源を熱源とする自然エネルギー利用型など、低コストタイプのクラウン温度制御システムについて紹介します。

4 新鮮な福岡の青果物をより遠くへ ~ 鮮度保持輸送技術開発とその利用~     14時20分~15時10分

  • 座長:鹿児島県農産物加工研究指導センター  流通保蔵研究室長  下園 英俊
  • 研究者:福岡県農林業総合試験場資源活用研究センター  流通・加工部流通加工チーム  法村 奈保子
  • 生産者等:JA筑前あさくら  園芸畜産部 販売開発課長  羽野 秀樹
  • 生産者等:大石産業株式会社  開発部長  大石 高也

  福岡県産の青果物の多くは、遠く離れた京浜地域へ出荷されています。しかし、イチジクなどの果肉が軟らかい果実は、長距離輸送すると輸送時の振動により品質が劣化しやすくなります。また、果頂部が開いているイチジクでは、輸送過程でカビが発生することが あります。そこで、輸送時の振動を軽減できる新しい包装資材「ゆりかーご」とカビの発生を抑える青果物用光殺菌技術を開発しました。「ゆりかーご」は、大石産業( 株) で商品化され、光殺菌技術は、福岡県内4JAのイチジクパッケージセンターで導入されています。これらにより、イチジクの商品力が向上し、クレームは大幅に減少しています。

(4) 総合討論  15時10分~15時50分

研究成果発表を踏まえた意見交換

(5)閉会挨拶  15時50分~16時00分

九州農業試験研究機関協議会  副会長(福岡県農林業総合試験場長)

 

開催案内ポスター
開催案内ポスター

法人番号 7050005005207