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専門家 生産者

食料生産地域再生のための先端技術展開事業(福島県内 農業・農村分野)
「周年安定生産を可能とする花き栽培技術の実証研究」
講演会・実証現地見学会の開催について

情報公開日:2015年7月 1日 (水曜日)

農研機構
福島県
 

ポイント

  • 東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により、農業・農村に大きな被害が発生した福島県において、 震災前と比較して収益性の向上が可能な先端的な花き生産技術の実証研究を実施しています。
  • 我が国初となる水耕栽培によるトルコギキョウの周年生産などの新技術と研究概要を紹介する講演会及び実証研究圃場の見学会を開催します。

 

概要

東日本大震災により発生した地震、津波に加え、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により、農業・農村に大きな被害が発生した福島県において、復興庁・農水省の委託研究プロジェクト「周年安定生産を可能とする花き栽培技術の実証研究」を実施しています。当プロジェクトでは震災前よりも収益性が向上する先端的な花き生産技術として、1 露地電照を核とした夏秋コギクの効率生産、2 トルコギキョウと低温開花性花きの組み合わせによる効率的周年栽培技術、3 我が国初となる大規模水耕栽培によるトルコギキョウの高品質周年生産システムの構築等の実証研究に取り組んでいます。本講演会・実証現地見学会ではこれら3課題の目的と新技術の概要及び実証研究の進捗状況について情報発信を行い、技術の導入を通じて被災地の復旧・復興に役立てていただくことを目的としています。

報道関係各位におかれましては、本現地見学会にご参加の上、紙面、番組等でご紹介頂ければ幸いです。

日時

講演会
日時:平成27年8月6日(木曜日) 13時00分~17時00分
場所:いわき産業創造館 セミナー室 (いわき駅前『LATOV(ラトブ)』6階)
(福島県いわき市平字田町120番地)
 
現地見学会
日時:平成27年8月7日(金曜日) 8時00分~14時00分
場所:貸し切りバス使用 いわき駅発、着
いわき花匠(いわき市 水耕トルコギキョウ実証現地)
(病害虫進入予防のため、ハウスの外からご覧いただきます。)
露地電照を核とした夏秋コギクの効率生産実証現地圃場(新地町)
 

プログラム

8月6日(木曜日) 講演会
13時00分~13時25分
開会挨拶
先端プロの目的と事業概要(農林水産技術会議事務局)
福島県の花き生産に関連する復興事業紹介(福島県)
13時25分~13時55分
小ギク、トルコギキョウの需給状況と求められる品質および、水耕栽培トルコギキョウの市場評価(仮題)(東日本板橋花き市場 樋口博紀)
13時55分~14時25分
露地電照栽培を核とした夏秋小ギクの効率生産(花き研究所 住友克彦)
14時25分~14時55分
トルコギキョウと低温開花性花きの組み合わせによる効率的周年栽培技術の確立(福島県農業総合センター 矢吹隆夫)
14時55分~15時10分
休憩
15時10分~16時40分
大規模水耕栽培によるトルコギキョウの高品質周年生産システムの構築想定経営体と技術開発目標(花き研究所 福田直子)
 
技術要素の解説
  苗テラスによるトルコギキョウの育苗(三菱樹脂アグリドリーム(株)中南暁夫)
  トルコギキョウのNFT水耕栽培システム(花き研究所 福田直子)
  トルコギキョウの環境応答とDM-ONE制御(花き研究所 牛尾亜由子)
  ハウスの新たな冷却方法(岐阜大学 嶋津光鑑)
  周年生産のためのトルコギキョウの作型と品種選定の考え方(広島県立総合技術研究所農業技術センター 福島啓吾)
  トルコギキョウの花持ちメカニズムと湿式輸送における一環糖処理条件(花き研究所 湯本弘子)
 
実証施設と栽培概要(いわき花匠(株)菅野英夫)
16時40分~16時50分
総合討議、事務連絡
16時50分~17時00分
閉会挨拶
8月7日(金曜日) 現地見学
8時00分
JRいわき駅南口集合
(貸切バスで移動、自家用車の方は直接いわき花匠までお越し下さい。住所は6日にお知らせします。)
8時10分~8時30分
いわき花匠 実証施設および生産物見学
(病害虫進入予防のため、ハウスの外からご覧いただきます。)
8時30分~10時30分
いわき中央ICより常磐道新地IC経由で移動
10時30分~11時00分
新地町夏秋コギク露地電照実証圃場見学
11時00分~13時00分
バス利用の方はJRいわき駅に戻り解散

 

主催

食料生産地域再生のための先端技術展開事業(福島県内 農業・農村分野) 周年安定生産を可能とする花き栽培技術の実証研究(網羅型研究)地域再生花き生産コンソーシアム

参集範囲

農業者、農業者団体、行政・普及組織、その他本事業に関心を持つ方

定員

100名(申し訳ありませんが、先着順とさせて頂きます)

参加費

無料

参加申し込み

参加申込書をFaxまたはe-mail添付で事務局宛てお申し込みください。

福島県内の方、マスコミ関係者の方は7月14日(火曜日)まで優先的に受付をいたします。

県外の方は7月15日(水曜日)から7月21日(火曜日)までの間で受付いたします。

なお、定員に達した時点で申し訳ありませんが、締切とさせていただきます。

事務局

福島県農業総合センターオープンラボ 遠藤敦史

(Fax:024-958-1726 e-mail: nougyou.jouhou@pref.fukushima.lg.jp Tel 024-958-1700)

備考

1)予算:食料生産地域再生のための先端技術展開事業(福島県内 農業・農村分野)

2)地域再生花き生産コンソーシアムについて

東日本大震災からの福島県の農業、農村の復興のために、多様な経営体の収益性向上に貢献する花き生産の先端技術体系の構と実証を目的として結成したコンソーシアムです。
代表機関 農研機構花き研究所
構成員
農研機構花き研究所
農研機構野菜・茶業研究所
国立大学法人岐阜大学
福島県農業総合センター
宮城県農業・園芸総合研究所
岡山県農林水産総合センター農業研究所
広島県総合技術研究所農業技術センター
三菱樹脂アグリドリーム株式会社
揖斐川工業株式会社
有限会社精興園
一般財団法人日本花普及センター
株式会社いわき花匠
株式会社ダブルエム

 

用語の解説

1  露地電照を核とした夏秋コギクの効率生産

これまで多数品種の自然開花によりお盆と彼岸の需要期にあたったものを出荷してきたが、品種選定と露地電照栽培で開花調節を行って、需要期に計画的に出荷する技術。需要期出荷による高価格化と品種集約による労働生産性の向上が期待できる。

2  トルコギキョウと低温開花性花きの組み合わせによる効率的周年栽培技術

夏秋季出荷のトルコギキョウとカンパニュラの効率的な電照栽培を組み合わせて無加温で冬春季の需要期に出荷する技術。施設面積あたりの収益性の向上が期待できる。

3  大規模水耕栽培によるトルコギキョウの高品質周年生産システムの構築

人工光閉鎖型育苗システムと循環式のNFT水耕栽培、複合環境制御などの組み合わせにより、高品質なトルコギキョウ切り花が周年生産可能となる技術。

法人番号 7050005005207