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一般 生産者 青少年

農研機構市民講座 「光るシルクと新産業創出」

情報公開日:2016年5月24日 (火曜日)

講演者

瀬筒秀樹(生物機能利用研究部門 ユニット長)

日時

2016年7月9日(土曜日) 9時30分~10時30分

講演内容

富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産に登録され、かつて日本の経済を支えていたカイコが再び注目されています。また、カイコがつむぐシルクは、CO2排出量が少ないサステナブルな天然素材としての評価が高まりつつあります。しかしながら、養蚕農家の高齢化や繭の価格競争などにより、日本の養蚕業は深刻な存亡の危機が続いています。このような中で、2000年に蚕糸・昆虫農業技術研究所(現 農研機構)が中心となって開発した遺伝子組換えカイコの作出技術を用いて、光るシルクやクモ糸シルクなどの高付加価値なシルクをつくることに成功し、製品化および農家での生産に向けた取り組みが進められています。さらに、シルクのかわりに医薬品などの原料となるタンパク質を生産する昆虫工場の開発も進められており、すでにその一部はヒト・動物の臨床診断薬や化粧品素材の生産手法として実用化されています。我々は、このような動向を従来の養蚕業とは異なる「新たなカイコ産業(新蚕業)」として位置付け、さらなる発展を目指して研究開発を進めていますので、その取り組みをご紹介します。

ウリミバエ写真様々な色で光る繭
(提供:日経映像、BSジャパン「追え!光のメッセージ」より)

アリモドキゾウムシ写真光る遺伝子組換えカイコの成虫
(蛍光タンパク質が眼や翅などで光っています)

定員

約50名(事前の申し込み不要)

参加費

無料

場所

食と農の科学館(つくば市観音台3-1-1)

問い合わせ先

農研機構連携広報部広報課 Tel 029-838-8988

法人番号 7050005005207