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平成28年度放牧活用型畜産に関する情報交換会

情報公開日:2016年7月28日 (木曜日)

開催要領

1.趣旨

大幅な省力化と低コスト化が期待できる放牧飼養をさらに拡大普及していくため、放牧を取り入れた畜産体系(放牧活用型畜産)に関する情報交換会を開催し、知見の拡充および技術の向上と普及に努めます。

畜産農家の外部支援機能を担う公共牧場は、その豊かな草地を放牧活用することで、周辺地域の畜産農家から家畜を預かり乳用牛の育成および肉用繁殖牛の飼養・種付けの場として利用されてきました。その運営母体は、県や市町村の自治体、組合等の共同運営によるものがほとんどです。しかしながら、近年では運営母体自体の財政も厳しい状況におかれ、指定管理者制度導入による委託業務とされる牧場も多く、財政的な支援も限られてきています。牧場運営費の減少により、預託牛の繁殖管理や草地管理が行き届かなくなり、農家預託牛の育成や繁殖成績の低下に反映され、預託頭数の低迷から利用率が低下し、預託料の収入が低下することで、さらに運営が厳しくなる悪循環に陥っている事例もみられます。一方で、公共牧場の合計草地面積は約86千haで、国内草地総面積の約14%を、とくに都府県では約1/3を占めており、引き続き重要な飼料基盤といえます。これまで農研機構等では、公共牧場利用率上昇により飼料自給率向上に貢献するとともに、地域の活性化につなげるために、公共牧場における畜産農家の外部支援機能を強化するための技術開発を行ってきました。

そこで本年度は、農水省平成25年度補正予算により農研機構生研センターが実施した「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業」において実施した「効率的な家畜管理・草地管理法導入による公共牧場および繁殖農家の生産性向上技術の実証」の成果を中心に、公共牧場活性化につながる技術を紹介するとともに、今後の公共牧場活用法について情報交換を行います。

2.主催

農研機構 畜産研究部門

後援

(一社)日本草地畜産種子協会、水田・里山放牧推進協議会

3.日時

平成28年10月4日(火曜日)13時00分~5日(水曜日)11時45分

4.場所

滝野川会館 大ホール(〒114-8534 東京都北区西ヶ原1-23-3)

Tel: 03-3910-1651 http://takikan.com/

5.情報交換会 「公共牧場の活性化に向けて」

平成28年10月4日(火曜日) 13時00分~17時00分

  • 挨拶
    農研機構 畜産研究部門、日本草地畜産種子協会 等
  • 基調講演
    効率的な牧場運営に向けた取り組み
    (公財)神津牧場長 須山 哲男
  • 公共牧場の活性化に向けて
    • 公共牧場を巡る情勢
      農林水産省 生産局 飼料課 井上 善行
    • 公共牧場の活性化につながる技術紹介
      • 草地管理の効率化に向けた技術
        • 情報の見える化と管理の効率化を可能とする「草地管理支援システム」
          農研機構 畜産研究部門 主任研究員 北川 美弥
          株式会社パスコ 主任技師 西村 一人
        • 地形情報や緩効性肥料を用いた省力・省資源的な施肥
          農研機構 畜産研究部門 上級研究員 山田 大吾
        • シードマチックを利用した効率的な草地更新
          農研機構 畜産研究部門 上級研究員 平野 清
        • 牧区内2地点の草量から放牧地の平均草量を簡易に推定する計算シート
          農研機構 畜産研究部門 主任研究員 中神 弘詞
        • 獣害による牧草被害率の簡易推定法と防護柵導入の決定支援シート
          麻布大学 獣医学部 准教授 塚田 英晴
        • 傾斜放牧草地における土壌保全
          農研機構 畜産研究部門 主席研究員 中尾 誠司

平成28年10月5日(水曜日) 9時00分~11時45分

      • 家畜生産の効率化に向けた技術
        • 早期妊娠診断等による効率的な繁殖プログラム
          家畜改良センター 技術専門役 橋谷田 豊
        • 早期預託を可能とする超早期放牧育成プログラム(乳牛)
          農研機構 畜産研究部門 主任研究員 進藤 和政
        • 早期預託を可能とする超早期放牧育成プログラム(肉用牛)
          農研機構 畜産研究部門 主任研究員 木戸 恭子
      • 家畜の飼養環境改善に向けた技術
        • 運搬車への育成牛の積み込みを容易にする馴致技術
          農研機構 東北農業研究センター 上級研究員 深澤 充
        • ビタミンE補給による放牧初期ストレスの緩和技術
          農研機構 畜産研究部門 上級研究員 石崎 宏
        • 多様なアブに対応した捕獲力の高い新型アブトラップ
          農研機構 中央農業研究センター リスク管理室長 白石 昭彦
        • 放牧衛生検査で利用できる迅速・簡便な血液成分測定装置
          農研機構 動物衛生研究部門 寄生虫ユニット長 寺田 裕
  • 総合討論
    • 公共牧場で求められる技術(ユーザーからのコメント)
      山梨県立八ヶ岳牧場 技術指導幹 志村 宏夫
      栃木県那須町共同利用模範牧場 牧場長 白田 孝寛
    • 情報交換

6.参集範囲

農林水産省関係部局、公立行政普及部局、公立試験研究機関、民間研究機関、大学、独立行政法人、水田・里山放牧推進協議会関係者、その他主催者が認める者

7.会議申込先

お申し込みフォームをご利用ください。参加申込書によるお申し込みも可能です。

申込〆切

9月21日(水曜日)

お申し込みフォーム

https://pursue.dc.affrc.go.jp/form/fm/naro072/pas

※複数名を申し込む場合は、1名登録する毎にブラウザを閉じてください。ブラウザの「戻る」ボタンで戻らないでください。

参加受付担当

農研機構畜産研究部門 企画管理部 那須企画管理室 企画連携チーム
Tel: 0287-37-7005 Fax: 0287-37-7132 E-mail: kouryu_nasu@naro.affrc.go.jp

法人番号 7050005005207