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公開シンポジウム:土壌が地球を救う
-地球温暖化対策に向けて土壌の炭素貯蔵と吸収の役割を科学的に明らかにする-

情報公開日:2016年11月24日 (木曜日)

趣旨

土壌の炭素貯蔵量は植物などの地上バイオマスが貯蔵する炭素の3~5倍あります。地上バイオマスは大気中の光合成によって炭素を取り込み、それを地中に押し込めるポンプの役割を果たしているといえます。この炭素を土壌中に留めておくことが不可欠ですが、化石燃料の採掘、土地利用を変えるときの土壌攪乱などによって、大量の炭素が土壌中から大気に放出されているのが現実です。

環境省の環境研究総合推進費では土地利用変化による土壌炭素の変化を評価するため「森林と農地間の土地利用変化に伴う土壌炭素変動量評価とGHGインベントリー(注)への適用研究」を実施しています。この研究に関連して、土壌が果たす地球温暖化軽減の役割を一般市民に解り易く説明するためのワークショップを下記のように開催します。

(注)GHG(Greenhouse gas; 温室効果ガス)インベントリーとは、国が一年間に排出・吸収する温室効果ガスの量を、排出源・吸収源ごとに示すものです。国連気候変動枠組条約締約国である日本は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)インベントリガイドラインに従って温室効果ガスインベントリを作成し、公表する義務があります。

概要

開催日時

平成28年11月30日(水)13時30分~15時

開催場所

早稲田大学コレド日本橋

主催

早稲田大学持続型食・農・バイオ研究所

共催

国立研究開発法人森林総合研究所
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

プログラム

  • 挨拶と概要説明 天野正博(早稲田大学 人間科学学術院)
  • 講演
    • 我が国の温暖化対策 環境省研究調査室
    • 地球温暖化の緩和には土地利用部門の貢献が不可欠
      天野 正博(早稲田大学 人間科学学術院)
    • 森林土壌の大気中CO2の隔離効果
      石塚 成宏(森林総合研究所 立地環境研究領域土壌資源研究室)
    • 農地土壌への炭素貯留で気候変動の緩和を!
      白戸康人(農研機構 農業環境変動研究センター 気候変動対応研究領域 土壌炭素窒素モデリングユニット)

詳細および申込み

早稲田大学持続型食・農・バイオ研究所

法人番号 7050005005207