開催趣旨
世界および日本の年平均気温が過去最高を更新し、集中豪雨などの極端現象が頻発するなかで、農業分野における気候変動の影響の評価や、適応・緩和技術の開発が急務となっています。そこで、本研究会では、気候変動対応研究の基礎となる気候シナリオについて、気候モデル・ダウンスケーリングの研究の現状や影響評価・適応・緩和の各分野での利用状況を紹介し、現在気象データを含む気候シナリオに対するさまざまなニーズや問題点、その解決に向けた今後の研究の展望について議論します。
開催日時
平成29年2月14日(火) 13時~17時
開催場所
つくば国際会議場 1階 大会議室101
(〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3) アクセス
主催
農研機構 農業環境変動研究センター
対象範囲
国立・公設試験研究機関、国立研究開発法人、大学、行政機関、民間企業、その他
プログラム
13:10-13:15 | 主催者挨拶 | 渡邊朋也 (農研機構農業環境変動研究センター所長) |
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13:15-13:20 | 趣旨説明 | 西森基貴 (農研機構農業環境変動研究センター) |
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13:20-13:50 | 地域気候シナリオの現状と今後に向けて | 大楽浩司 (防災科学技術研究所) |
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13:50-14:10 | 国内の農耕地の気象環境 | 桑形恒男 (農研機構農業環境変動研究センター) |
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14:10-14:30 | 国内の農耕地の地温・土壌水分の広域推定 | 滝本貴弘 (茨城大学地球変動適応科学研究機関) |
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14:30-14:50 | 農業利用のための気候シナリオとは? | 西森基貴 (農研機構農業環境変動研究センター) |
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15:05-15:25 | 果樹の気候変動対応研究における気候シナリオの利用 | 杉浦俊彦 (農研機構果樹茶業部門) |
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15:25-15:45 | 気象データと気候シナリオを利用した水田水管理によるメタン排出削減効果のモデル推定 | 南川和則 (農研機構農業環境変動研究センター) |
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15:45-16:05 | 極端現象予測のためのアンサンブル気候シナリオ | 川瀬宏明 (気象庁気象研究所) |
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16:05-16:50 | 総合討論: 農業分野における気象データと気候シナリオ:ニーズ、現状、将来展望 | ||
16:50 | 閉会 |
参加費
無料
参加方法
事前の参加登録をお願いします。
参加される方の氏名、所属を、開催事務局(metniaes2017@ml.affrc.go.jp)あてのメールで、お知らせください。
開催事務局・問い合わせ先
〒305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3
農研機構農業環境変動研究センター内
第30回気象環境研究会 事務局
E-mail: metniaes2017@ml.affrc.go.jp